健康診断結果

 こんばんは、チェスです。

 年に1度の、会社で実施している健康診断の結果が戻ってきました。
 では、早速大公開してしまいましょう。
 以下が、直近4年間の「チェスのヘルスチェック表!」でございます。
「kenko_shindan.pdf」をダウンロード

 とうとう体重が52kgを切ってしまいました。4年前は58kgあったのですねぇ。(シミジミ)とにかく痩せればいいじゃろ、というもんでもないでしょうから、そろそろ体重はサーチュレイトしてもらいたいものですね。53~54kgまで戻せば丁度いいかな。

 今回血圧が低かったですが、元々小生は低血圧ぎみなので、こんなものでしょう。

 今回、総コレステロールが上がってしまいましたが、HDLコレステロールは逆に上がり、中性脂肪は下がっていますので、脂質系は全体としては良好といっていいかと思います。

 肝機能は、ガンマ-GTPとALPの数値が上昇してしまいました。もっとも、上昇したと言ってもまだ全く正常数値の範囲内ですので、心配はないでしょう(*^^)v

 よしよし、今年も万全だな・・・・


 と


 思ったら、あれ、この封筒ナンダ?
「2次検査実施のご案内」?!なんじゃこりゃ~
 尿潜血が、陽性だったんだと!(ーー;)
 来週、また検査に行ってまいります。はーヤレヤレ。

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糖尿病

 こんばんは、チェスです。

 会社で突然に具合が悪くなり、緊急に入院して、2週間ほど経ってようやく仕事に復帰された方がいらっしゃいます。この方の病気が、糖尿病ということでした。

 糖尿病と聞くと、父方の祖母が糖尿病であったことを思い出します。
 祖母はたぶん60代頃にこの病気になり、一旦治療してから徹底した食事療法に入って治していったと聞いています。

 何となくのイメージなんですが、「糖尿」などと聞くと、おしっこにまで糖分が出ている甘い尿ということで、でっぷり太って箸より重いものは持ったことがありません、の様な患者さん像があるのですが、そればかりでもなさそうです。

 だいたい、病名としてはポピュラーで、生活習慣病として有名で、良く聞く名前なのですが、さてその実態はというと、医学を勉強していないので、よくわかりません。
 このあたりは間違いではないだろう、というカタいところで書いてみます。

 我々がエネルギー源としているブドウ糖、こいつは、血液の中に、ある一定範囲の濃度に調節されている必要があるのですね。何せ、エネルギー源ですから、無ければ大変に困ります。ですから、ブドウ糖の血中の濃度が低くなってしまったときに、これを上昇させる仕組みというのは、複数の方法(ホルモン)があって、こっちの方の仕組みが全くダメになってしまう、というのはめったに無いのだそうです。人間以外の野生の動物というのは、飽食というのはまずあり得ず、飢餓の方が対処が要求される重要な課題ですから、そのためにブドウ糖の濃度を上昇させる仕組みが複数あるのだということですね。

 ところが、血中のブドウ糖の濃度が、正常範囲より高くなりすぎた場合も、やっぱりヤバい。ブドウ糖というのは、糖化ストレスというものを引き起こすからだそうです。
 何らかの原因で、血中のブドウ糖の濃度が正常範囲を超えて高くなってしまった時の、正常範囲に降下させるための仕組みというのは、上昇させる仕組みが複数あるのに対して、「インスリン」の作用だけに頼っています。ということは、糖尿病というのは、この「インスリン」の作用が弱くなってしまい血中のブドウ糖濃度が正常値よりも高くなってしまったにもかかわらず、これを降下させる作用が弱いために、ブドウ糖濃度が高いままの状態、と言えるわけです。
 我々が「糖尿病」として認識しているのは、「2型糖尿病」というそうで、糖尿病の9割くらいがこのタイプなんだとか。生活習慣病という言葉があるくらいですから、インスリン作用が弱くなるくらいに日常的に高血糖値になっている人の生活に問題があった、と言えるのかもしれませんが、その他、遺伝的な原因もあるそうですよ。

 少し前までは糖尿病というと、「そんなのは贅沢病だろ~」と一喝されたものですが、悪くすると簡単に死んでしまう病気であり、「贅沢病」などと侮れません。上記のお勉強は、何時もの様に「ウィキペディア」のお世話になりました。

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お通じ

 こんばんは、チェスです。

 突然のシモネタで申し訳ございません。
 小生、何故かこの「お通じ」で苦労したことはこれまでの人生の中で殆どございません。
 毎朝必ず、きちんとおいでになりますし、うっかりトイレで面白い読みかけの小説を読んでいたりすると、全員がおいでにならなかったりして、その時には会社に着いてから再びトイレに行って残り全員においでを願うということになったりします。

 そのためか、家族の者が「便秘で苦しんでいる」と聞くと、水分の摂取が足らないのではないかとか、定期的な運動をしなくてはいけないぞとか、はなはだ無責任なコメントをつけてしまいます。

 自分が苦しんだことがない症状というのは、どうもこれはあまり同情するという気持ちにならないものなんですね。所謂、「他人事」です。もっとも所詮どんな親しい間柄であっても、最終的には「自分は自分、人は人」ということにはなってしまいますけれどね。

 その代わり、といってはなんですが、小生の場合には逆の症状には、簡単になってしまいます。
 一時期は「どうしてこんなに消化器系が弱いのかなぁ」と思ったりもしました。

 先日も、会社の健康診断(6月16日の記事)の最後に、胃のX線撮影の際に飲んだバリウム排出のために、下剤を2錠貰ったのですが、この2錠を飲んでしまうと、小生の場合にはいささか効き過ぎてしまいます。バリウム排出にだけ効けばいいものを、多分その日は会社での仕事にはならないだろうというくらいに効いてしまいますから、飲むのは1錠で止めておきました。これで大正解でございました。1錠の下剤は2時間もするとたちまち効き出して、トイレと机の往復になりましたから。

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サイバーナイフ

 こんばんは、チェスです。

 小生の母親に、突然脳腫瘍が見つかって、入院、手術となったのは1998年の6月のことでございます。その後はまずまず無事に済んでおりましたが、先日の定期検査で、また別のところに同じような脳腫瘍があるので、小さい今のうちならば「サイバーナイフ」で処理できるから、どうしますか?ってなことになりまして、これは現在保険の対象にもなっているので通常の外科手術に比べれば楽な治療だし、この際サイバーナイフをやってしまいましょう、と本日担当の脳神経外科医にお願いしてきたそうです。
 そうは言っても、このサイバーナイフという機械は日本にもまだ10数台しか導入されていないため、母親(と小生)がかかっている病院には当然ありませんで、機械を持っている病院を紹介してもらうということになります。

 この機械、開発されてからまだ10年弱ほどの歴史しかない、新しい機械です。

 がんの治療などには、かなり以前から放射線治療という方法が有効であることはわかっており、実際に様々ながんの治療に応用されています。
 しかし、放射線というのは正常な細胞に対しても働いてしまうので、副作用というものが強いです。
 そこで、たくさんの方向から、腫瘍のある1点に焦点を集めて、弱い放射線を集中させるというのがサイバーナイフの原理です。定位放射線治療というそうです。

 似たような治療機械で、ガンマ線を使う「ガンマナイフ」という機械は、以前からありました。

 ところが、このガンマナイフは、脳腫瘍に正確にガンマ線をあてるために、頭を頑丈なヘルメットの様な器具で固定する、手術の様な操作が必要であるため、患者さんへの負担はすこし重く、また何回かに分割して照射するというのは難しかったのです。

 その点、X線を使うサイバーナイフは、プラスチックのお面のようなものを被せるだけなので、患者さんへの負担も軽く、複数回に分割して照射治療できるため、ある程度大きくなった腫瘍に対しても効果が見込めるという、画期的な治療法だとか。 
 それなら、小生の下垂体に残党として居残っている腫瘍にも効果があるのではないか?と考えている次第です。

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大事にはならずヤレヤレ

 こんばんは、チェスです。

 昨日の記事の通り、本日は午前中会社をお休みして、左足首の件で近所の整形外科を受診いたしました。この医院は、かつて母親が「歩けなくなるくらい足が痛い」と言っていた時に通っていた医院ですが、脳腫瘍の手術後は足の痛さも同時に無くなり、従って母親も行かなくなりました。結局足が痛かったのは脳腫瘍が原因だったということですね。

 さて、9時に始まるのかな?と思ってサンダル履きで出発、8時40分頃到着すると、診察は9時30分からであることが判明。未だ50分もあるのか~、近所であることから、一旦帰宅して出直すかとも思いますが、歩くのがイヤさに待つことにして待合室に入ると、当然ながら誰もいない・・が待合室に暖房は入っているし、テレビもついているので、椅子に腰を下ろします。
 待つうちに次々と患者さんが現れ、待合室は6、7人となります。で、診察開始。
 先にレントゲンを撮りましょう、とレントゲン室に行き、念のため今は痛くない右足も撮影してもらう。角度を変えて2枚づつ。

 で、整形外科医の診察。

『レントゲン写真を見る限り、関節などには問題無し。しかし右足と比較して左足が腫れているのは明らかですね。靭帯が損傷したものと思います。お話からして、急に走ったということが原因の様ですね。当面走るのは止めて下さい、水泳ですか?それも止めて下さい。貼り薬を貼って固定しておきましょう。1、2週間で腫れが完全に引いたら、ウォーキングから始めてはどうでしょうか・・』

ってな感じ。何というのか知りませんが、足の甲から足首にかけて固定する黒いテープ状のもの(「足関節サポーター」でした)を巻き付けると、革靴は履けません。
 当面はサンダルですね~と言われましたが、あの~ランニングシューズではどうでしょうか?と聞いたら、ああ、それなら大丈夫ですよ!と言われて、会社にはランニングシューズで行こうと考えます。痛み止めの内服薬などを処方してもらい、帰宅。11時になっていました。

 ボチボチと会社に行くと、丁度12時少し前でした。明日からは通勤に時間がかかることを計算しておかないと。

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いつもの様に歩けない!

 こんばんは、チェスです。

 「片足をかばう」という記事を書いたのが、25日の土曜日。
 ま、あの頃は、痛いといっても高が知れていました。自転車に乗って病院に行き、脳神経外科にてホルモン量の検査をしてもらうべく採血してもらったり、両国プールで泳いだりしていました。
 翌日の日曜日も、まだ大丈夫。栃木県の温水プール館というところまで行って、水泳の練習会に出ていました。
 もっとも、良く考えればこの日は、小生は殆ど歩いていないのですが。プジョリーヌで出かけて、メンバーを途中でピックアップし、帰りもメンバーを送って自宅へ帰りましたから、殆ど歩いていないや。
 水泳はやりましたけれども。

 そして、問題の昨日です。
 靴を履いて出かけると、ややっ、という感じで左足首が痛いです。
 仕方ありませんから、そろそろ、という感じでゆっくり歩き、何時もより時間をかけて駅まで行き、電車に乗って会社へ行きました。
 どうも、階段の降りがきついです。つい手すりにつかまってしまいます。
 この日は、健康保険証を持参しなかったので、病院へは行けません。行けないことはないけど、お金がかかる。
 だいたい、昨日は、昨年から続いているある大きな事件がヤマを迎えていて、パソコンの前に張り付いて仕事をしなくてはいけませんでした。
 この時ほど、小生の仕事がデスクワークであったのに感謝したことはありません。パソコンの前にいる限りは足の痛さは無いですからね。
 仕事は深夜に及び、日付が変わってから帰宅しました。
 最寄り駅を下車して、自宅までは、普通なら10分ほどです。ところが、上記の様な状態で、普通に歩けないため、2倍くらいの時間をかけて帰宅しました。

 入浴して、目に付いた、何やら効きそうな貼り薬を足首に貼って寝ました。

 その貼り薬は、全く効きませんでした。うーん、こいつは参った、と思いましたが、今日も昨日の続きがありますから、会社へ行かねばなりません。
 ようやっと会社に着き、昼間仕事をしている時はいいです。
 夜、帰る段になると、またぞろ足が痛みます。ゆっくりゆっくり時間をかけて歩いて帰ります。
 さすがに、こいつはもう放置しているわけにはいかなくなりました。心当たりはなけれども、明日は朝一番で、整形外科に行って診察してもらおうと思います。
 

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乾燥肌 その後

 こんばんは、チェスです。

 先日記事で書きました通り、小生乾燥肌で悩まされておりましたので、対策を打つべく「マツキヨ」にて乳液を購入しました。お風呂から上がった後、従来の足をはじめ、背中といい肩といい腕といい、とにかくカサカサ乾燥で痒くなる場所に塗りたくり・・。
 当初は、「うーん、あまり変わらんなぁ」という感じでしたが、1週間程すると、今までのかゆみがほとんど治まっているのに気がつきました。
 これは、対策成功!といってもいいかな。

 その栄誉を担ったのは、株式会社 池田模範堂の「ムヒソフト 乳状液」でございます。

 皆さん、虫さされのかゆみ対策として「ムヒ」や「ムヒソフト」の名前を知らない、という人は、よほどのセレブでもない限りはご存知ですよね。

 ですが、これらの有名なかゆみ止めを作っているメーカーが、「池田模範堂」という名前の会社だというのは、これは案外知られていないのではないかと思います。
 しかも、「池田模範堂」があるのは、「富山県中新川郡上市町」というところです。大変申し訳ないことながら、日本地図を思い描いて、この「上市町」がどのへんにあたるのか、イメージできませんでした。

 ただ、富山県というところは、「富山の置き薬」で大変有名なお国柄。「かゆみ止めのメーカー」=富山県、は自然なことなのかもしれません。

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末端が冷たい

 こんばんは、チェスです。

 数日前の記事で、手袋について書きましたが、手の先、足の先、つまり手足の指というのは、どうしても冬は冷たくなって困りますね。

 人間の身体は、隅々にまで強力で正確なポンプの役割を果たしている心臓の力によって、血液を循環させてくれることによって、一定の体温が保持されているのでありますが、心臓から遠く離れている手足の指先まで血液が届く間に、冷えてしまうのでしょうかね。指先が凍えて動きも悪くなりますね。
 足の指先なども、夜外を歩くと、ここが早速冷えてきまして、痛くなります。
 手も足も、先のほうには神経が集まっていると聞いたことがあり、そのために余計に冷たさが痛さとなって感じるのかもしれないです。

 末端が冷たいのは本当にかないません。手は手袋という対策をしていますが、足先には何か適当な対策はないものでしょうかね。

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健康診断の結果

 こんばんは、チェスです。

 本日午後、人事部から、6月28日(美嘉ちゃんライヴの日)実施の健康診断の結果を貰いました。

 昨年はいくつかの点において数値に改善が見られたので、2年前に脂質の項目と尿酸の項目に存在していた「B」の判定が無くなり、「オールA判定」という、これが今日あたり多くの小学生が貰っている通知表ならば、さぞかし嬉しいだろう、という評点になったものでした。
 果たして今年は、この「オールA判定」を維持出来ているでありましょうか。

 主な項目を引き写してきました。(これが人様ならば、個人情報の漏洩ということで、大変なことになってしまいますが、チェス本人のですから)

0507kenkou_shindan

 興味のある方は、左の小さな表をクリックして下さい。数字が読めるようになります。

 左から右に変化しているわけですね。左側の数値、2003年7月の時点では、小職は未だ水遊びを始めておりません。真ん中、昨年7月は、水遊び開始して丁度1年くらい。そして右側が今回の数値です。
 し、身長が、2年間で5mmも縮んでしまっている~!!こいつは一刻も早く、ストレッチポールでゴロゴロして、背骨を伸ばさないと・・・
 逆に体重は、2年間で5kg減少ですが、標準の体重からみれば、もう減らなくてもいいよ、というレヴェルの様なので、このあたりでサーキュレイトしてもらわないとちと困ります。
 総コレステロールは現象し、HDLコレステロールは少し上昇し、中性脂肪は劇的に減少致しました。
 あとの2つの数値は、あまり評価がわかりませんし(肝機能を表す指数の様です)それほど数値が動いていないので、格別のことはないでしょう。

 何となく「ディフェンディング・チャンピオンが、辛うじて王座防衛に成功した」みたいな気持ちになりました。

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手術となれば・・

 こんばんは、チェスです。

 タイトルをご覧になって、「すわ、チェスの奴も脳腫瘍再発でまた手術なのか!?」と勘違いされた方がいらっしゃるかもしれませんが、小職の話ではありませんで、名前もわからないどこかの方のことです。
 本日土曜日は、かかっている病院の脳神経外科の診察予約日でしたので、朝食を食べると早々に病院へ行きました。
 もしかしたら、水曜日の血液のホルモン検査結果が出ていない可能性がある、という受付嬢の話ではありましたが、その時はその時です。

 さて、脳神経外科に行きますと、待っておられた患者さんは3名程で、その内1名は会計をまっている風情でしたので、これならばすぐに順番が回ってくるだろうと安心しました。
 が、安心するのは早かったのです。

 暫し待つうちに、ご夫婦連れと思しきお二人が現れて、このお二人が先に呼ばれました。
 ご主人の方が脳神経外科の患者さんの様でした。

 困ったことに、診察室と廊下の待合席との間は2重のパーテーションで仕切られていますが、これが安普請で、先生の説明の声が筒抜けなんです。こいつは個人情報的には問題があるのではないか、と思いましたが、まぁ我々他の患者は、診察を受けている患者さんは特定できません。
 三叉神経痛の患者さんで、先生は手術の内容やそのリスク、自分のスキル、万一の場合の結果が思わしくないケース、などを非常にこと細かに説明されているので、時間がかかります。
 実は、私も、私の母親も脳腫瘍の手術でお世話になった、この脳神経外科の先生は、勿論腫瘍の手術でも優れた脳神経外科医なのですが、最も有名なのは、この三叉神経痛を手術で治すことにかけては日本一という先生なのです。たまたま小職の家からは歩いていける距離にある病院ですが、この手術を受けるために日本中から患者さんがやってくるそうです。
 そうは言っても、やはり手術となると、普通の人はいささかなりとも引いてしまうもの。ましてや、頭蓋骨に穴を開けて、三叉神経に当たっている血管を引き離して、2度とあたらない様にする、という細かい手術ですから、できれば内科的に、つまり薬でなんとかならないか、と相談するのも尤もなことだと思います。
 しかし、先生の説明は詳細を極めましたので、実は何回か(診察室の外で)聞いた事がある小職は、概ねの内容を覚えていて、ですから退屈になってしまいました。

 まぁどうやら辛抱の時は過ぎて、次に小職が呼ばれました。
 危惧していた血液検査の結果は無事に出ていて、プロラクチンの数値は9.6とかで、そんな数値を言われても素人の小職は頷く他ないのですが、これは正常値の範囲だということなので、引き続き今と同じペースで薬を飲むように、また半年後に採血してホルモン検査をするように、とおっしゃり、で先生は小職の顔を眺めて、「あれ、○○さん、やせたねぇ。」と仰います。
 「いや、前に先生の診察を受けた3ヵ月前からは体重は変わっていないですよ。」「そうかなぁ、体調はいいですか?」「概ね快調です。」「ふーん。」ということでしたが、この先生、1年以上前の小職の顔をイメージとして持っていたみたいです。

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爪の三日月

 こんばんは、チェスです。

 昨日の記事で思い出したことがありましたので、本日はそれを書きます。
 皆さん、ご自分の爪を眺めてみて下さい。爪の生え際、というか、根っこの部分にですね、白い三日月形状のものがありませんか?その形から、「三日月」などと言われているそうです。

 祖父母が生きている時ですから、相当の昔ですが、祖父母のどちらか(たぶん祖母の方)に、この爪の三日月は、大きく出ている人は元気で健康なしるしなんだよ、と言われたのを覚えております。その時小職はたぶん小学生位だったので、真摯に受け止めて頷いたと思います。自分の爪を見て、三日月を見つけて、やれうれしやと思ったかもしれません。
 逆にいうと、この三日月が無かったり、あってもごく小さかったりした場合には、健康上何らかの問題を抱えている、ということになるのですね。

 もう少し大きくなって、中学生だか高校生だかになり、つまりは生意気盛りになった時には、「爪の模様みたいな奴で、人間の健康状態がわかるのなら、健康診断はいらないよね」と、この説に反発していたかもしれません。
 ま、大学に行く位までは、ちゃんと三日月は存在していたのです。

 ところが、何時の頃かは定かではありませんが、小職の爪から三日月がだんだんと後退していき、ついには殆ど見えなくなってしまった、という事態になりました。
 そんな状態でも、特に健康に自信があれば、気にすることは無かったと思いますが、あにはからんや、99年の初夏、前の記事で書いた様な「下垂体腫瘍」が発見されました。
 こうなると、爪の三日月=健康度合を示す指示計ということになりますね。
 単なる頭痛ではなくて、脳腫瘍の一種ともなれば、これは放っておくという訳にはいきません。
 手術を受けて、退院すれば、例の三日月も再び復活するかな?と思いましたが、どうも未だに三日月が復活する兆しがございません。

 確かに入院して手術を受けて、綺麗に完治すればいいのでしょうが、小職の下垂体腫瘍は、どうも取り残しがある、ということです。下垂体に残っている奴は、昨日の記事に書きました様に、ある種のホルモンを産生致しますので、内服薬を長い間飲み続けて、腫瘍が大きくなるのを阻止しつつ、身体のホルモンバランスを正常値に保つということを継続しないといけません。
 ということはつまり、見方によっては病気の状態が継続している、とも言えるわけで、だから爪の三日月が復活してくれないのかな?

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ホルモンバランス

 こんばんは、チェスです。

 かなり昔の記事で書きましたが、99年の夏に下垂体腫瘍が見つかって、これを手術で取ってもらったということがございました。
 下垂体というのは、ホルモンの分泌を司る司令部です。
 ですので、ここに腫瘍ができるとなると、ホルモンのバランスが崩れてしまうそうです。更に、腫瘍それ自体が特定の種類のホルモンを産生する場合がありまして、そうすると余計なホルモンを勝手に作ることになって、更にやっかいなのだそうです。
 我が腫瘍は、このホルモン産生型の腫瘍であって、また手術では全てを取る事ができなかったので、少し残党が居残っているということです。
 すると、内服薬で残党の腫瘍が大きくなるのを防止すると同時に、その特定の種類のホルモン(プロラクチンというそうな)の数値が正常値から飛び出さないかどうか、定期的に血液のホルモン値を調べる必要があるのだそうです。


 早い話が、半年に1回は病院で検査、診察を受けねばならないということで、半年に一度ですから大した事はありませんが、それだけに忘れない様にしなくてはなりません。
 が、今週の土曜日に、先生の診察の予約を取っておきながら、その1週間前には血液の検査をしなさいよ、と言われていたのに、こいつを忘れてしまったのです。
 これはヤバい、と、午前中の半日休暇を貰って、とにもかくにも今日の朝一番で病院に行きました。
 しかし・・脳神経外科の受付嬢は、少し困った顔になって、「今日の検査の結果が、土曜日に出ないかもしれません。」とおっしゃる。そうなると、土曜日の診察予約に合わせて行っても、検査結果を聞く事ができないので、空振りということになってしまう、ということなのです。
 そうは言っても、毎晩飲まないといけない、腫瘍を押さえ込む内服薬が、そろそろ心細くなってきましたから、土曜日は必ず病院に行く必要がございます。
 もう仕方が無いので、ともかく土曜日は病院に行って、処方箋を出して薬を買い、もし検査結果が出ていなかったら、そいつは後で電話で聞く、ということにして、今日は予定通り採血だけはしてもらいました。

 だいぶ前に、「環境ホルモン」と言う言葉が「内分泌撹乱物質」に置き替えられましたよね。このことからもわかるように、体内のホルモンバランスというのは内分泌という言葉で表現されている様です。この病気になるまでは、ホルモンと聞くと「ホルモン焼き」くらいしか思いつかなかったのですが、どうしてどうして、このホルモンというのは結構大事な役割を果たしている、ということを勉強しただけでも、病気になって勉強のタネが増えたかな、と思います。

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ホメオスタシス

 こんばんは、チェスです。

 少し前は、半袖Tシャツ1枚で充分という夏日になったと思ったら、ここ数日はオホーツク高気圧からの冷たい風の影響とかで、東京では肌寒いといってもよいような気温が続いています。
 女性のファッションを見てみると、首回りにマフラーを巻いている人をみかけてびっくりしました。あれはスカーフではないよなぁ。いやしかし、なんぼなんでもマフラーはないかな、あれはやはりおしゃれなスカーフだったのかな?

 と、そんなことはいいのですが、我々人間を含む哺乳類、あるいは鳥類などは、「恒温動物」と呼ばれておりまして、外的な環境に左右されずに一定の体温~概ね37℃付近でしょうかね~を保つ働きがございます。
 「恒温動物」に対応する言葉としては「変温動物」というのがありますね。環境温度が低くなれば、自分の体温も合わせて低くなる。活動する気温より低くなると、活動できなくなりますから、一時的に活動を中断して、休止状態になってしまいます。冬眠など、その一種でしょうか。
 かつて、地球の支配者であったと言われる恐竜は、変温動物だったらしいです。
 変温動物は、つまりは環境の変化には弱いのです。恐竜が滅んでしまったのは、このあたりにも原因があるとされています。


 対して恒温動物は、回りが寒ければ体温を保持しようとする仕組みが、回りが暑ければなるべく余計な熱を放出して、これも体温が上がらないようにしようとする仕組みがあるので、環境の変化に強かったのですね。恐竜が絶滅してしまってもしぶとく生き残り、やがて次の主人公になっていったのは、哺乳類であったのは、必然とも言えるかもしれません。

 このくらいの気温の変化では本来びくともしないのが、人間の仕組みなんです。この仕組みのことを、ホメオスタシスというそうです。日本語では「恒常性」と訳されています。回りが寒ければ、熱の放出を抑えて、回りが暑ければ熱を効率よく放出して、体温が一定に保たれる様に頑張る仕組みですね。外的な要因を打ち消そうとして働く仕組みなので「負のフィードバック」という働きとも説明されています。
 
 ホメオスタシス=恒常性=という言葉を持ち出した場合、実は体温の調節機構は、その一部分に過ぎないのです。
 人間のホメオスタシスは、他に自律神経系、内分泌系、免疫系などが働いて、我々の身体を一定の状態に維持しようと頑張っているわけですね。様々なメンテナンス、保守管理機構と言い換えてもいいでしょう。全くもって、凄い仕掛けだと思います。

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ダイエット

 こんばんは、チェスです。

 ダイエット、英語の綴りは「diet」でしょうか。この英語の意味と、現在我々が日常的に使っている日本語としてのダイエットの意味は、どうも違ってきてしまっています。

 日本語としてのダイエット、これはもう、痩せる、とか減量する、といった意味に使われていることは間違いないでしょう。女優の誰それは、ダイエットに成功して10kg痩せた、という用例を出すまでもないでしょう。
 ところが、英語の方の「diet」の本来の意味には、痩せる、という事は出てきません。お近くに英和辞典がございましたら、引いて欲しいのですが、最初に出てくる意味としては「常食」「食餌」といった名詞です。ここから派生する言葉として、「食餌療法」とか、「療法食」「病院食」といった意味が書かれています。健康維持のために基本的な「食事」という行動を通して、病気である人にはこれを改善する方向に持っていくこと、dietにはこうした意味は、確かにある様です。
 ならば、肥満症であって、なんとか減量しないことには、心臓その他の負担が大きく、健康にも問題が生じるため、日常の食事から改善していきましょう、ということで、dietとしての食餌療法を実施する、という用例はあるのでしょう。
 で、ここのところがクローズアップされてしまって、「食餌療法による減量」=diet→痩せること、という具合に意味がショートカットされてしまったのが、日本語におけるダイエットではないでしょうか。
 高脂肪、高カロリーの献立を避けて、栄養バランスの良い食事を心がけて、間食もなるたけ我慢する、ということで減量しました、というのであれば、本来の意味のダイエットということになりますが、単純に食事の回数を減らしたり、分量を減らしたり、いきなり過重な負担をかけて運動をするなどの結果強引に体重を落としても、これは健康に良い筈はなく、必ずどこかに歪が生じてしまいます。
 ダイエット、というからには、毎日三度三度の事である食事に目を向けて、栄養的にバランスを取る様に心がけないといけないということになります。

 ま、そう言っている小職が、肉がきらいであるという偏食人間であるため、どうにも全く説得力がないので困りますけれどね。あ、しかし肉を食べたくても、別に死にはしませんよ。他からも良質なたんぱく質は取れますし、小職自身42歳まで生きていますからね。

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血の巡り

 こんばんは、チェスです。

 昨日の記事を書いていて思い出したことがありました。小学校の体育の授業での「フォークダンス」のことです。手をつないだ女の子から「チェスくんの手は冷たい」と言われたのです。
 フォークダンスですから、ご案内の通り、特定の女の子とずーっと手をつなぐわけではなくて、他の男何人かとの比較の問題なのか、と思いましたが、どうもそういう比較の問題ではなくて、自分の手の温度より小職の手の温度が低いがために、「冷たい」と感じたみたいなんですね。

 なんだか、小職が冷血動物の様な言われ様をされたみたいで、少し気分が悪くなりました。

 どうして、手が冷たいのか。

 これには思い当たるフシがあります。
 その小学校に行っていた時、親が小職に子供保険か何かを掛けようと考えたらしいのですが(今となっては推測です)、保険に加入するには、医師による健康診断が必要ですね。で、とある夕方、母親は小学校の近所にある診療所に、小職を連れていきました。どんな診察があったのかほとんど記憶がありませんから、まぁ大した事はしなかったものと思いますが、血圧を測っていた医師は、少し首を傾げて、

「お子さんは、血圧が低いですね。大きくなれば自然と治るものかもしれませんが、今のところはあまり激しい運動などは、させないほうがいいでしょう。」

 なんていうことを母親に言っているのが聞こえました。
 その後も定期的な健康診断で、「少し血圧が低い」と言われたことがしばしばありましたので、どうも健康な人よりも、少しばかり心臓の能力が劣っているのかもしれない、と思いました。
 ま、元々運動、スポーツの類はセンスがないとでも言いますか、人並みに出来ない、出来ないから好きになれない、嫌いだから練習しない、の悪循環で、だから「お医者さんから運動を止められるなら、それは寧ろ好都合」くらいに考えていました。

 好都合ではあったのですが、中学、高校といくうちに、血圧の低いのは次第に解消されて、社会人になるころには「まずまず理想的な血圧ですね」となりました。

 ただ、相変わらず、手足の先端が、冬になると冷たくてかないません。足の先がいつまでも冷たくて眠れないので、靴下を履いて寝ています。(だから最近は夜、酒を飲んで寝ています。)
 今は正常範囲に入っている、とは言え、血圧が低めであった前科があるのですから、もともと身体の隅々に血液を循環させる能力はちっとばかり低い筈です。となれば、手足の先っぽというのは身体の辺境ですから、血液の巡りが悪い人は、冷たくなりがちなのではなかろうか、というのが、小職の素人判断なのです。血圧と、手足の冷え、関係があるのでしょうかね。

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部分痩せ

 こんばんは、チェスです。

 昨年の夏から、一念発起して始めた水遊び=だんだん水泳に近づいてきたかも=のおかげで、体重は減るは、ウエストサイズは小さくなるは、年に一度の健康診断の結果は良くなるは、で良いことばかりと喜んでいましたら、最近こんなところにも影響がでました、というお話です。

 単純に、痩せる、というと、体重の減少ですよね。
 ところが、体脂肪の減少とかいうことになると、これは表には出にくいというか、わかりにくい話かもしれません。そのため世の中には、電気抵抗値を測ることでそれを体脂肪率に換算する機械などがあります。(もちろん血液からも直接測定できるでしょうが、体重計についているお手軽なのは、電気抵抗値でありましょう)これで何%という数値を見て、体脂肪が多いの少ないのと健康管理に役立てればいいのです。
 水遊びのおかげで、この数値も減りましたから、結構なことです。

 で、この頃気がついたのは、なんだか手首が細くなってしまったのではないか、ということです。
 これは、左手に巻き付けている腕時計が、何やらユルユルになって、時計がクルクル回ってしまうので、なんだかおかしい、ということから気がつきました。いくらなんでも、こんなにユルユルではなかったはずだ。と。
 ウエストは、1年前に買ったスーツのスボンがユルユルになったので、こりゃもうはっきり細くなったぞよ、と喜んだのですが、手首となると、(本当かな?そんなことあるのかな?)と疑念が起こってきます。
 だって、ウエストは、つまりお腹の下の方、下腹部であって、元々脂肪が溜まっていたところでありましょう。小職の如く、いい加減な水遊びであっても、それなりに脂肪が燃焼されれば、ウエストが細くなるという効果が上がるのは、素人でも容易に想像できます。
 しかし、手首ですよ。骨と皮だけ、というと言い過ぎかもしれませんが、どう見ても元々お肉がついていない所です。こんなところが、部分的に痩せるということがありうるもんなのか。仮に手首とかが痩せるなら、足首はどうなのか、首はどうなのか、と色々疑問が沸いてきます。
 水遊びによって、そんな部分痩せということが有り得る話なのか、誠に怪しい限りではあります。どんな学究に聞けばいいのかな?

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下痢のこと

 こんばんは、チェスです。

 9月7日の記事で、小職は消化器が弱いと書いています。消化器が弱いということは、少し食べ過ぎると、忽ち下痢してしまうということで、誠に尾篭な話で申し訳ありませんが、油断すると直ぐに下ってしまいます。
 しかし下ってしまったとしても、これは一過性のものでして、長くて半日、短ければ数時間で治ってしまいます。ですから、市販の下痢止めを飲まなければどうにもなりません、というひどい奴は、年に1回あるかないかです。
 更に尾篭な話が続いて、恐縮でありますが、ならば反対の、便秘はどうか?というと、これは全くと言って良いほど、なったことがありません。世の中に便秘で苦しんでいる人がいる、というのが実感できないほど、お通じに関しては、通じ過ぎての悩みはあれど、不通で悩んだということはありません。

 これは、上記の様な体質もあるのでしょうが、それとは別に、春頃に「肉がきらい」で書いた様に、ほとんど菜食主義者?という様な野菜好き食生活ということもあるかもしれません。良く知られている様に、野菜に多く含まれている繊維成分は、消化されずに排出されていきますから、お通じの助けになるらしいです。
 もっとも、この菜食主義者は、見掛け倒しであって、ハンバーグやらメンチカツやら、食肉加工品を食べていますから、嘘八百の菜食主義ですけれどね。

 などと書いていると、「下痢なんて怖くない、もう飼い慣らしているもんね」という風にとられてしまうかもしれませんが、ごくたまにやってくるひどい下痢、これはやはり大変ですよね。皆様も経験があると思いますが、単にお腹をこわした、というのではなくて、風邪を引いているとか、何か他に原因があって、その症状の1つとしての下痢ですと、タチが悪いです。体力を奪われ、フラフラになってしまいます。こうなると、下痢止めのお世話になりつつ、究極の対策として絶食という方策を採らざるを得なくなりますが、全くこの状態は情けない限りですからね。

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口内炎

 こんばんは、チェスです。

 幸な事に、最近は少し遠ざかっていますが、かつては持病と言いたくなる程、口内炎という奴にしばしばやられました。

 口内炎をご存知無い、という幸福な方に説明致しますと、口の中の粘膜に、ある日突然潰瘍が出来てしまうのです。
 口内炎とは違いますが、何か食べていて、うっかり口の中の壁を噛んでしまったこと、ありませんか?勢い良く噛んでしまうと、口の中に傷が残ってしまって、暫くの間痛いですよね。あれのひどい奴、といえばやや近いでしょうか。でも実際は、あんなものではありません。

 口内炎はひどい奴ですと、もう食事をするのも、何か飲むのもダメになってしまいます。そればかりか、しゃべるために口を動かすのも痛いという有様です。
 何も飲まない、食べないという訳にはいきませんから、冷たいものは避けて、熱いものは室温になるまで冷ましてから飲食します。極端な猫舌という按配です。
 ウチの母親が、ハチミツを塗ると良い、とかいうものですから、塗ってみますと、ハチミツさえも沁みるのです。でもって、ハチミツなどはそのうち流れていってしまいますから、そんなに効かない様に思われます。

 どうも、口内炎になり易い、という人間がいる様で、学生時代に友人の一人が、この口内炎仲間?でした。
 彼が言うには、「試験が近くなってくると、口内炎ができる。」のだそうです。どうも、プレッシャーを受けるとかいった、精神的なものが原因のようです。たぶんそれだけではなくて、片寄った食生活とか、それに付随して足りない栄養素があるとか、きっとそういう「口内炎になりやすい因子」が多い人が、こうしたグループになるのだと思います。
 人生も40年以上になりますと、色々と開き直りとでもいうか、いい加減になってきて、何事も「真摯に取り組む」姿勢が薄れてきたのが、口内炎から遠ざかる様になった原因だとしたら、それはそれでさびしいものがあるというものですが。

 しかし口内炎などというものは、それは無い方がいいに決まっていますよ。ホントに。

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人身事故

 こんばんは、チェスです。

 本日は、早い時間に会社から帰ることができましたので、心なしか足取り軽く、京浜東北線に乗るべく王子駅に向かって歩いておりました。ところが、駅に着きますと、何やら緊急車両の集まりで、赤色灯がたくさん回っています。
 改札口の頭上あたりに取りつけられている、文字が流れてくる自動情報表示板を見てみると、「京浜東北線 王子駅で発生した人身事故のため、現在京浜東北線は運転を見合わせて・・」なるほど、そういうことか、と思って暫し立ち止まっていると、プラットフォームから何人もの警察官やら救急隊の方々が降りてきて、救急隊は担架を持っています。改札から外にだすのに、ビニールシートを張り巡らして視線を遮っています。

 電車が動き出すのには、もう少し時間がかかりそうではあります。地下鉄で帰るテもありますが、古本屋に行って少し時間をつぶすことにしました。
 「赤かぶ検事奮戦記」などを立ち読みして(立ち読みOKなのが、古本屋の嬉しいところ)駅に戻ると、丁度プラットフォームには南行電車が入ってきたところ。乗り込んで帰宅の途に着きました。

 それにしても、「人身事故のため、運転を見合わせ中」「人身事故のため、電車は大幅に遅れています」「人身事故のため、ダイヤが乱れています」という駅のアナウンスが多いこと。

 「人身事故」とは言われていますが、もう皆さんご存知の通り、言葉通りの事故はほんの僅かで、大部分は「飛び込み自殺」なのでありますね。

 不況が原因での経済的自殺が多いのだと思いますが、そうは言っても、死ななくてはならない程の状況というのは、実際はそれほどないのではないかと思います。無論一時的には相当の社会的責任を負わされましょうが、実はなんとかなるのではないでしょうか。いや、「なんとかなる」というのも無責任な話ですが、裸一貫、無一文になって、そればかりか莫大な借金が残って、という状態であったとしても、死ななければならないということはないはず。
 自殺に追いやるのは、そうした経済的な原因が主因ではなくて、そうした問題が精神的に追い詰める、つまり精神的な病になってしまうのが主因なのではないかと思います。

 精神科、心療内科という、心の病気に立ち向かう手助けをしてくれるお医者様が、世の中にいます。人身事故の度に、「このままどんどん人が死ねば、日本はどうなる?」と思いますが、小職ではどうにもなりません。「電車に飛び込まずに、迷惑のかからない方法で死んでくれ」と薄情にも考えたことも、正直ありますが、やはりこの頻度はヤバイのではないかと考える次第です。健康ブームでありますが、心の健康ということも大切ですね。

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ハラマキ

 こんばんは、チェスです。

 数日前に「オダマキ」という植物について書かせていただいたら、色々と楽しいコメントを頂戴しましたが、今日のタイトルは、特にヒネリ無し、直球ストレートでございます。

 小職は、消化器、特に腸の方面が弱いという思い込みがありまして、事実幼少の頃は、なにかというと直ぐにお腹をこわしてトイレと仲良しになる、という子供でありました。更に昔、0歳児とでもいうのか、その頃の話になると、さすがに本人の記憶なぞあるわけがないので、母親などからの伝聞に頼らざるをえないのですが、自家中毒というんですか、口からの摂取による栄養吸収が出来なくなって、どうにもならないので毎日小児科に注射を打ちに行った、という状況であったそうなので、元々消化器系統が弱い下地はあったみたいです。

 発育の遅れというのは恐ろしいもので、幼稚園くらいでは「背の高さ順」に並ぶ時は、大抵一番前に位置していた様に思います。チビだけならまだしも、ドンくさいというのか、何をやるのもトロいというか、運動神経、敏捷性に欠ける子供だったらしく、小学校に入学したばかりにもらった通知表で、体育は「1」という珍しい評価でした。

 以来、寝るときに欠かせないのが、「ハラマキ」=「腹巻」という、無粋なファッションになるのです。

 子供の時は、それでも可愛い柄のハラマキを愛用していましたが、ある程度大きくなるとさすがに寝るスタイルとはいうものの、抵抗が生じて、茶色の無難なものになりました。これはこれで、オヤジくさいというイメージが強烈そうではありましたが、他に選択の余地がない、ということから、それを継続して使用しています。

 夏などは、ハナマキ着用だと暑いのですが、こうも長い事、一年中使っていると、何だかたまに忘れると、妙に不安というのか、「毛布を取られてしまったライナス」みたいな気持ちになるものです。

 さすがにこの年になると、もういい加減に大丈夫なんじゃないか、とも思うのですが、廃止する踏ん切りがつきません。一緒に寝なければいけないのが、猫一匹であるのが、廃止しなくても良い理由であるなら、ちょっとそれはそれで悲しいものがあるかもしれません。

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下垂体腫瘍 その4

 こんばんは、チェスです。

 前回の下垂体腫瘍 その3 で書き忘れましたが、手術後ICUから戻ってきた2人部屋のベッドは、チェス母親が約2ヵ月に亘り入院していた時に使っていたベッドでした。どうも見覚えのある病室だ、と思いました。

 手術後2日目ですが、昼食はさすがにあまり食べられませんでした。依然として点滴台には何本ものデカイ瓶がぶら下がっており、どんどん栄養が供給されていたので、食欲がなくても問題はないのでしょう。部屋に供給されている酸素のラインから、口と鼻を覆う酸素マスクがきていまして、もっとも鼻は使い物にならないので、口を開けっぱなしのバカ面です。

 右胸には、ドレーンという管がくっついており、これがベッドにぶら下げてある四角いプラスチックの透明ケースにつながっています。こいつは、手術中に「自然気胸」という、空気が肺と胸の壁に溜まることにより肺を圧迫してしまった症状に対処するためのドレナージという処置だそうです。

 更に問題のお小水については、相変わらず膀胱にバルーンが入っており、自動的にベッドに下げてある袋へ排出される仕掛けになっておりました。看護婦さんが時々やってきて、袋からおしっこを抜き出し、比重を計測して、おしっこの量と比重が規定を外れてしまうと、「抗利尿ホルモン」を注射にくるという次第です。
 口を開けっぱなしなので、やたらと喉が乾燥してしまって口が乾きます。尿崩症という合併症の問題はあるものの、他は経過はまずまず良好というので、飲水は先生から許可になっていました。但し、いつどれだけ摂取したか、というのを把握しなければいけないということで、時間と飲んだ量を紙に記入しなければいけません。

 ところで、小職の手術方式であれば、頭は確かに切っていないのですが、鼻を経由して頭の中心部までトンネルを掘っていることは確かなので、ひょっとして髄液(頭蓋骨内部で脳を浸している液)が漏れてしまい、単に漏れただけならば良いですが、漏れて外部に出てきた髄液が頭の中に逆流してしまうと、髄膜炎というヤバい状況になるそうで、このリスクを防止するために、寝るときにもベッドの腰から頭にかけては持ち上げている状態で寝かせられました。
 寝てみると判りますが、この頭を持ち上げた姿勢というのは、眠りにくいです。しかも鼻にガーゼで口開け呼吸ですので、益々眠るというわけにはいきません。夜になっても、目をつぶっているだけで、睡眠という感じはありません。
 そうはいっても、徹夜をしているということはなく、夜明け頃はウトウトしていたみたいです。

 3日目になると、「車椅子に乗ってもよい」との許可が下りたので、少し気になっていた用を足すべく、車椅子ごと入れるトイレに向かいます。大量の点滴供給のためでしょうか、下痢をしてすっきりし、ついでに膀胱のバルーンを抜いてもらいました。
 4日目になると、呼吸器外科の先生がやってきて、例のプラスチックケースを眺め、「これなら、もう問題は無い」とのご託宣が下りたので、右胸のドレーンが抜かれました。身体にくっついていたライン類が次々抜かれるのでだいぶ楽になってきました。
 いつ無くなったのかわかりませんでしたが、左腕に刺さっていた太い点滴針も何時の間にか抜かれていました。

 しかし、夜は相変わらず眠れません。尿崩症のため、2、3時間おきにトイレに行かねばならず、おしっこをビーカーに取って比重を測定しないといけません。ベッドに戻り、口を開けて目を閉じていると、病室は自分一人(2人部屋でしたが、その時はもう一つのベッドが空いていた)の筈なのに、ベッドのすぐ脇に、3歳か4歳くらいの小さな女の子が立っているのです。うーん、おかしいなぁ、とは思いましたが、当時は不思議と怖いとかの感じはありませんでした。
 夜が眠れなくても、昼間別にやることはありませんから、ラジオなぞを聞きながらウトウトしている、という状況でした。
 そして5日目の日曜日、厳重な管理は最早不要、ということで、入院時の大部屋に引っ越しをしました。

 手術後1週間が経ち、あのうっとうしかった鼻の中のガーゼが取り出され、その翌日に鼻中隔を押さえていたプラスチックの2枚の板が外され、その後はそう大した問題も発生せず、お見舞いに来て下さったお客様に応接しているうち、無事退院となりました。先生や看護婦さん(今は看護師さんですね)、他医療スタッフの皆さんには本当にお世話になりました。

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血液型人間学

 こんばんは、チェスです。

 人間の性格とか特徴とかを形成していくのは、なんといっても両親から半分ずつもらってきた遺伝子。うーん、性格なんぞは遺伝子は関係ないのかな。次はその人間の成長過程において後天的に形成されていくものでしょうかね。
 で、血液型の分類において最も一般的な、ABO式を使って、性格だとか行動の特徴とか顕著に表れる才能とかをさくさんサンプリングし、分類していった方が、能見正比古さん(故人)です。

 日本の場合、ABO式の血液型の構成は、A型、O型、B型、AB型の順に多く、大雑把にいってその割合は4:3:2:1になるのだそうです。A型とO型を合計すると約7割となり、日本社会はA型、O型が支配層ということもできるわけです。
 きちんとして見えるA型、努力と積み重ねのO型がマジョリティーということで、日本型教育というのが、個性を伸ばすというよりは、教条的、反復的になりがちであるという見方もできるかもしれません。

 上のABO式の構成割合は、地球上では地域や国によって大幅に変わるのだそうです。A型優勢の日本でありますが、O型優勢の国、B型が多い国などがあるわけですね。
 能見さんは、個々の人間の性格分類学に血液型というモノサシを使った訳ですが、上記の様なことはひょっとすると、一般に言われている「国民性」とか「民族意識」といったものの分析に血液型を導入できるかもしれません。
 大切なのは、血液型による性格分類が、十二支や誕生日による星座による占いなどと同じレヴェルのものかどうか、という点ではないでしょうか。ともすれば、巳年生まれはどうの、蠍座の人はこうの、というお話と並べてしまうと、それっきりになってしまいます。さくさんのサンプルの中から、有意差を見つけ出す手法として、統計学があるわけですが、この手法を使って、ABO式血液型という分類を人間性格分析の手がかりとしている点、能見さんは「占い」とは異なる、一つの科学である、と主張されていたと思います。

 しかし、A型はこんな人、AB型は・・と類型を並べるだけでは、面白くはありますが、それだけで終わってしまいます。仮にABO式血液型が性格分析に使えるとなれば、実社会の人間関係とか、会社でいうと組織管理などに役立てられると実用性が出てくるのですね。例えば「何かわからんが、アイツとは波長が合わない」とか、「理由はないが不思議とウマがあう」といった人間関係分析に応用できるという訳です。
 人間の性格、特徴などは後天的に形成されるものであって、血液型などは全く関係無く、占いと同様、科学的でない、という反論も多いみたいですが、小職は結構面白い見方ではないかと思います。血液型の人間学とは、人間のたくさんの性格や特徴といったデータを集め、これを独創的な観点から帰納的に料理してみた、という言い方はできないかな、と思っています。

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下垂体腫瘍 その3

 こんばんは、チェスです。

 下垂体腫瘍を取り除く手術は、午後の最初に行われるとの事で、その日の朝食、昼食は当然ナシです。お腹が空きますが、やむを得ません。
 通常の点滴と異なる、結構太い針の点滴を刺されて、お尻に強烈に痛い注射を打たれ、前と後ろに1枚づつのエプロンみたいな手術着に着替えて、準備は完了です。1時少し前に病室に台車がやってきて、手術室に向かって出発です。病室の皆さんから「頑張れよぅ」と声を掛けられ、「どうもどうも、では行ってきます。」などと答えて(内心では「いや、頑張りようがないんだがな」と思い)台車ごとエレベータに乗り、中央手術部という扉から入ります。ここで病棟の看護婦さんから手術部の看護婦さんに身柄が引き渡されます。足首に名前を書いた札がくっつけられ、私自身フルネームを申告して、本人確認をおこなうというわけです。
 さて、身柄引き渡しが終わると、いくつもある手術室の中の1室に、台車ごと、ゴロゴロと入っていきます。既に何人ものスタッフが機械の調整やら何やらをしている中、「それではこの台の上に寝て下さい」とのご指示があり、「よろしくお願いしまーす」と言いつつ、台車から降りて手術の台に乗ります。意外に小さく狭く、ちょっと動いたら落ちてしまいそうです。そんな台ですので、たちまち手足を縛られてしまいます。そこへ、昨晩説明に来られた麻酔科の医師が現れ、鼻と口にあてがう透明なマスク状のものをあてて、「それじゃいきましょうか、最初は酸素を流しますから、リラックスして深呼吸してください」などとおっしゃいます。で、「では、ガスに切り替えますね。・・チェスさん?」「ハイ」「チェスさ・・・」麻酔というのは、ものすごい効き方ですね。

  で、約8時間程が経過・・・・・

 もう意識がなく、皆様が大奮闘で手術をやっていただいているのを知らず何時間か経過の後、「チェスさーん」「チェスさーん」(何やらうるさいぞぉ)「はーい」で起こされて、どうやら近くに母親がいるらしく「(腫瘍は)良性だったって」とか言っているらしい。更に、また麻酔科の医師が現れて、「手術中にちょっとしたトラブルがありまして、胸のところにドレーンを付けさせてもらいました」などと言っている。更に脳神経外科の担当医師が来て、「今晩はICUに泊まってもらい、明日朝迎えにきますので。」とおっしゃる。
 どうやらここは、ICUというところらしい。
 予告通り、鼻にはがっちりガーゼが入っているので、鼻で息ができません。だから口を開いていなければならず、やたらと喉が乾きます。そのことを除いては、別にどこが痛いとか苦しいということはありません。ICUの看護婦さんがやってきて、身体の片側にフォーム材らしきものをあてがって、向きを変えてくれます。自分で寝返りが打てないので、こりゃありがたい。夜中になったら、交替の時間らしく、交替でやってきた看護婦さんに挨拶をされます。で、また身体の向きを変更。
 で、何時頃かわかりませんが、どうにもおしっこが溜まっている感じがしていけません。しかし我が膀胱にはバルーンというのが入っていて、おしっこは自然と排出される筈。おかしいなぁ、と思い、様子を見に来た看護婦さんに、おしっこを溜める袋を見てもらったら、「あっ、どうもすいません。」と言って容器を取りに走り、袋からおしっこを出してもらう。どうやら袋が満タンになっていて、それ以上膀胱から出せない状況だったようだ。やがて、我慢していたおしっこを出しているが如きの感じになり、無事に排出されているらしい・・やれやれ。
 と思ったのもつかのま。先ほどの看護婦さんがまたやって来て、「お小水の比重が軽いので、薬を使いますね」と注射をされる。後でわかったことであるが、「尿崩症」という合併症を発症したらしい。
 注射されたのは「抗利尿ホルモン」という薬。つまり、おしっこがどんどん出てしまうのを防ぐというわけ。結構痛い注射である。
 翌朝、担当医師と病棟の看護婦さんがお迎えに来て、途中CTスキャナー室に寄り、無事病棟に戻る。今度はナースステーションのほぼお向かいの2人部屋。
 午後、両親が面会にやってきて、その時間に手術のハイライト部分を執刀した脳神経外科の部長先生が現れ、手術結果を説明して下さる。「腫瘍の一部が、海綿静脈洞という部分にくっついていましたので、無理に取るのは危険ですから、そこは残しました。しかしこのタイプの腫瘍は、良い薬があるので、大きくなることは抑えられます。」とのこと。まずは手術は成功というところでしょうか。

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下垂体腫瘍 その2


 こんばんは、チェスです。

 1999年の初夏、小職の頭の下垂体というところに、腫瘍ができていることが見つかりました。

 検査の結果と紹介状を持って、総合病院の脳神経外科を受診致しました。
 「これだけの資料だと確定的な事は言えませんが、下垂体腫瘍である可能性は高いですね。」
 「そうですか。」
 「下垂体というのは、どこにあるか、知っていますか?」
と言って先生は、ぶ厚い医学書を出して、カラーの頭の内部解説図を見せ、
 「下垂体は、ここ、これです。ほぼ頭の中心にあります。大きさは、小指の先ぐらいです。色々なホルモンの分泌を司っています。ここにできる腫瘍は、ほぼ良性なんですが、腫瘍の種類によってはある種のホルモンを産生するので、その見極めのための検査が必要です。」
 「手術は、どのように・・」
 「上唇の裏側を切って、頭の中心に向かってトンネルを掘っていきます。ですので、頭に傷はできません。但し、手術後1週間は鼻にガーゼを入れますので、口だけで息をしてもらいます。そのやり方などは看護婦さんが教えてくれますので・・」
 入院の申し込み書類をもらい、入院に必要な検査をするために、病院内のあちこちに行きました。更に、この種類の腫瘍は、視神経を圧迫することにより視野が狭くなるとう症状を起こすことがあり、そのため眼科の検査を受けてくれ、とのことでした。
 眼科は非常に混んでいて、この日は検査の予約だけして、後日その検査をうけることにしました。

 やがて8月になり、お盆休みの頃、入院OKの連絡が病院からあり、それでは、と荷物をまとめて入院することになりました。

 病室に荷物を搬入すると、早速一人ひとりに看護婦さんがついて、病室内外の説明をしていきますが、昨年母親が入院していて、既にこの病棟では顔見知りのチェスは大半を省略されてしまいました。
 「食事で、何か食べられないものがありますか」と聞かれたので、正直に「肉が食べられません」というと、あっさりと「わかりました」といわれて、この日の夜からチェスのメニューからは肉はオミットされました。ちなみにこの病院の食事は、2種類のメニューから好きな方を選ぶことができます。

 病室は、大きな部屋に8人分のベッドが並ぶ大部屋です。
 脳神経外科の患者さんだけではなく、眼科、耳鼻咽喉科などの患者さんも、同じ部屋で入院しています。その日から約5日間は、更に色々と検査です。また、担当の先生が気になることを仰いました。
 「入院の時に受けてもらった検査結果の中で、負荷心電図のデータに少し問題があります。」
 「場合によっては、こちらの治療を先にやらなければいけないかもしれません。」
 「取り敢えず、エコー検査を受けて下さい、循環器(外科)に連絡しておきますので。」
 やや、また何かボロがでたのか?と思いましたが、幸いにしてエコー検査の結果、心臓は大丈夫とのことでした。

 とにもかくにも、一通りの検査は終わり、腫瘍の正体は「プロラクチン産生腫瘍」であろう、という御沙汰があって、金曜日の夕方に外泊許可が出たので、土日は一度帰宅して、月曜日の朝病院に戻りました。

 月曜日に病室に戻り、翌日火曜日はいよいよ手術です。

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下垂体腫瘍 その1

 こんばんは、チェスです。

 1999年の初夏の事です。
 元々、小職は頭痛持ちでしたが、この年は特にそれがひどく、なんと言ったらいいか、頭にサイズの小さな帽子をかぶせて締め上げられている、まぁそんな感じの頭痛が続いていました。
 いつもであれば、頭痛如きは暫く我慢していれば、そのうちに治るので、様子見をしていたのですが、この時は少し考えが変わりました。
 なぜ、というに、前の年に母親が脳腫瘍で手術を受け、入院という騒ぎになっていたからです。
 母親の脳腫瘍は良性のものでしたので、摘出する手術は時間がかかり大変ではありましたが、結果的にはすっかり治り、元の生活に戻っています。が、発見前には母親も頭痛を訴えていました。
 「うーん、まぁ別にどうという事はないかと思うが、どうということはない、という事を確認して安心するために、一度診てもらおうかな。」
 母親の脳腫瘍を見つけてくれた開業医の先生は、神経内科が専門で、CTスキャナーをお持ちです。
 そこで、とある日の夕方、この先生を受診しました。その日はCTスキャナーの技師がご不在で、翌日改めてCTスキャナーの検査をしてもらいました。
 例の頭の断層写真を前にして、先生の話を聞きます。
 「ここの所なんですが・・ちょっと幅が太くなっているように見えますね。」
 そう言われても、さっぱりわかりません。曖昧な顔をしていると、先生は別の人の写真を持ってきて
 「この人の写真と比べてみると、ホラ、ここの所ですけど、チェスさんのは少し・・」
 だんだん、不安がもくもくと広がってきます。聞きたくないけど、聞かざるを得なくなります。
 「で、結局、そのところはどうなっているのでしょうか?」
 「腫瘍があるのではないかと・・」


 ええーっ!
 ということは、チェスも(母親に続いて)脳腫瘍なのかい?

 しかし先生はプロですから冷静に、
 「この写真では、今一つはっきりしませんから、MRIという機械で検査しましょう。土曜日はお仕事はお休みですか?じゃ、予約を取りましょう・・」
 と、デスクの上の電話を取り上げ、
 「・・ええ、MRIは単純と造影をお願いします。それからX線単純撮影・・」
 この日は、血液検査をするための採血をして帰りました。
 次の土曜日、先生の病院に寄って紹介状をもらい、MRIとやらを受けに行きました。
 非常に暑い土曜日の昼前でした。
 検査は1時間程かかりましたでしょうか。MRIやX線撮影の大きなフィルムの入った紙袋を持って、再び先生の病院に戻ります。
 「なるほど、ここを見て下さい。」
 「丁度頭の真中あたりなんですが、下垂体というのがあります。各種のホルモン分泌の司令部です」
 「はい。」
 「ここに腫瘍がある様ですね。」「はぁ」
 「次に、こちらの頭の骨の写真を見て下さい。風船の様に膨らんでいますね」(そう言われてもわからない・・)
 「これらの結果から、下垂体腫瘍があると思われます。」

 今までは、かなり高をくくっていたのですが、ここまで断定されてしまうと、さすがにまいります。
 「あのぅ、そうすると、入院して手術する、ということに・・」
 「そうですね。お母様が入られた病院でも、他に大学病院でもどこでも紹介できますよ。」
 「あの、では、やはり近所の○○病院をお願いします。」
 (母親が完治したことで、この病院の脳神経外科への信頼が上がっていました)
 「わかりました。お手紙を書きましょう。早速月曜日に行ってください。」
 週明けの月曜日、チェスは会社を休み、昨年母親が入院した病院の脳神経外科を訪れました。

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肉がきらい

 チェスは、とんでもない偏食です。

 肉がきらいなんです。

 昨今、BSE騒ぎとか、鳥インフルエンザ問題などで、食肉市場は大変なことになっておりますが、こと、小職の食生活に限って言えば、全く影響を受けません。
 食べ物の好物は、お魚とお野菜ですから。
 お肉は、鶏肉も、豚肉も、牛肉も、馬肉も、猪肉も、(見たこともないけど)熊肉も嫌いです。何故か?さぁ、自分でもよくわかりません。恋愛と同じで、理由なぞないのではないでしょうか。
 ただ、このあたりから少々怪しくなるのですが、肉が嫌いで食べられない、のですが、全く食べられないかというと、少し違います。例えば、ひき肉になっているとそれほど抵抗なく食べてしまいます。ハンバーグステーキ、コロッケ、メンチカツ、ロールキャベツ、いずれも美味しくいただきます。お肉を原料とした加工食品、ハムやソーセージ、ベーコンなども、格別好きではないですが、食べることはできます。(焼き豚はあまり好きではなく、ラーメンに載っていると、隣の人に上げてしまいます。)

 理由はわからないと書きましたが、ルーツというか、起源もわからないのです。いつだったか母親に聞いたことがありましたが、幼稚園のお弁当のおかずからは既に肉の類はオミットされていたみたいです。肉屋の店先に、解体途中のブタがぶら下がっていたりすると、走って通り過ぎていたようです。

 小学生になりますと、給食という難物があります。偏食を治すためでしょうか。給食は、極力残さず完食させるという方針らしく、小職にとって給食の時間は、しばしば悩みの種になりました。1週間の給食の献立が書かれたプリントを眺めてため息をつき、どうにかして明日学校を休めないか、とは考えずに(明日、大地震がおきて学校に行かなくても済むようにならないか)と考える小心者でありました。大地震を願うのは、おかずに、大きな豚肉の塊がごろごろしている「酢豚」の日が多かったのではないかと思います。

 無論、大地震が都合良くおきる道理も無く、足取り重く学校に行きます。

 で、酢豚です。給食当番に、仲良しがいると、「お肉を入れないでくれ」と頼めますが、こういうとき女のコは残酷で、無情にも我がアルミの食器に、しこたま豚肉を放り込んでくれます。
 小さい奴なら、目をつぶって1つか2つは飲み込んでしまいますが、大きい奴は無理です。無理に飲み込もうにものどを通らず、噛み切ろうとすれば嫌いな味を味わってしまい、涙が出てきます。給食当番の女のコとは絶交です。

 給食の酢豚で泣きべそをかいているのは、チェスくらいでしょうか。

 先生の方針だったかもしれませんが、「パンは残してもよいが、おかずを残すのは反則」というローカルルールがあったと思います。こいつを逆手にとって、豚肉の塊をパンに挟んで、お返しする、という技を使わざるを得なくなりました。しかし、飲み込めない豚肉の塊ですから、薄い食パンに挟んだところで、見え見えなのです。そいつを見逃してくれた女のコは天使に見えました。
 くだらぬ事で思い悩む小学生であったと言えましょう。

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