雪風
こんばんは、チェスです。
火曜日の東根、何か、実際の気温以上に暑く感じる一日でした。湿度が高かったのかもしれません。
テレビで盛んに映画「雪風」のCMを流しています。旧大日本帝国海軍の駆逐艦「雪風」のことで、この駆逐艦は太平洋戦争全般に活躍し、連合艦隊最後の出撃と言って良い戦艦大和の沖縄水上特攻にも護衛の一艦として参加して、生き残って戻っています。戦後賠償艦として台湾に譲渡され、「丹陽」と名前を変えて台湾海軍にて更に働きましたが、さすがに老朽化し退役しました。海軍一の好運艦として日本に返還して貰えるように運動があったそうですが、叶わず、解体されてしまったそうです。
海軍の中では、駆逐艦や潜水艦は「軍艦」の仲間ではないそうです。艦首に「菊のご紋章」が付いていないのですね。かつ、軍艦ではないため、駆逐艦のトップは「艦長」ではなくて「駆逐艦長」が正式な名称だそうです。とは言え、各国の海軍において駆逐艦という存在は極めて大事なワークホースです。よく「日本はミッドウェイで空母4隻を一度に失って負け始めた」と言われますし、一面それはその通りですが、小生は、ガダルカナル島を巡る戦いで大量の駆逐艦を失ってしまったのが大きいと思います。海上輸送路を守るため、輸送船団の護衛として駆逐艦は無くてはならない存在でした。駆逐艦の大量喪失は、海上輸送路が維持できなくなることに繋がりました。
« やっと対策が効いてきた | トップページ | 遮熱シールド »


コメント