民主主義
こんばんは、チェスです。
木曜日の東根、今週は寒の戻りで、毎日暖房のお世話になっておりますが、今日は少し気温が上がり、やや楽になりました。
とはいうもののお天気は未だグズグズしていて、曇り空主体、時折雨がパラつくという感じでした。
米国大統領のトランプ氏、いよいよ貿易相手国に対して例外無しに相互関税をかけると言ってきました。
日本としても、さてどうしたものか?とどのような対策を打つかと官僚やら政府要人が鳩首会議しているところかと思います。
しかし、単に関税かければ製造業が米国に戻るというような単純な話でも無いでしょう。その前に、米国の輸入品が関税分だけ値上げされることになりますから、製造業が戻るという効果が出る前に、インフレが進んでまずいことになるでしょうね。
世界中から「本当に困った」と思われている米国大統領ですが、この人は選挙により選ばれた大統領なんです。つまりは民主主義の結果です。
思えば、第2次世界大戦を引き起こしたともいわれるドイツのアドルフ・ヒトラー総統だって、最初は選挙で選ばれた人です。やはり民主主義の結果です。
このあたり、以前の記事でも書いた様な記憶がありますが、「民主主義のジレンマ」があります。即ち、民主主義の結果として独裁者が誕生したら、その独裁者を受け入れられるか、というものです。本当は、簡単に独裁者が発生しないように三権分立など、色々な安全弁とか、権力の集中を防ぐシステムがある筈ですが、歴史を見ると、そうも言えないというか、やる気になれば権力集中は何とでもなりそうな気がします。
AIの開発凍結もそうですが、民主主義というシステムの見直しも必要な時期なのではと思っております。
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