小惑星の衝突確率
こんばんは、チェスです。
水曜日の東根、午前中は気温が低く寒いながらも晴れ間が見えて、職場の雪掃きが捗りました。が、昼過ぎからまたぞろ雪が降り出し、この雪が夕方まで降り続きました。今回襲来した寒波は、とりあえず今日がピークという報道もありましたので、明日あたりから雪は収まってくれるといいですが。
ところで、NASA(アメリカ航空宇宙局)からの発表で、昨年に発見された小惑星「2024YR4」が2032年に地球に衝突する確率が3.2%になった、ということです。
このニュース、当初の衝突確率は1%位であったと思うので、その後に確率が上昇したのですね。
ただ、この記事中でも触れられていますが、小惑星の軌道計算というのは、何せ相手が小さい質量であるので結構困難を極めるのです。極く暗い天体なので、その正確な位置を観測するだけでも大変である。地球も小惑星も動いているので、観測が可能な時期というのも限られるのですね。
まあそれでも現在であれば巨大な望遠鏡を観測に動員するとか、軌道望遠鏡を使うとかで軌道を確定するための観測データを得ることはできます。そうした観測データの蓄積によって小惑星の軌道が決まってくる。で、あくまでも「現在のところは」という注釈付きで2032年~今から7年後ですね~に地球に衝突する確率が3.2%であると。
これでも、圧倒的に衝突しない確率の方が高いわけですが、先ほどの注釈の様に、今後のデータ蓄積により軌道が更に精密に計算されることで、これがどうなるかはわからない。これまでの事例では、衝突確率が下がることの方が多い様ですが。
7年後だと、小生は70歳で、未だ生きている確率が高そうに思います。となるとこの小惑星がどうなるのか、見定めることもできそうです。
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