関税
こんばんは、チェスです。
水曜日の東根、曇り空でしたが、夕方には青空が広がってきました。
米国大統領にドナルド・トランプ氏が就任し、早速に大量の大統領令にサインをしている様子が日本にも報じられています。
その中には、貿易赤字を出している相手国の輸入品に対して高率の関税をかけるというものがあり、注目されています。
関税の目的は色々とあるようですが、トランプ新大統領による今回の関税は、アメリカの国内産業を復活させるのが目的なのでしょう。輸入品に高率の関税がかかれば、輸入品を輸入した会社は、関税を政府に納付しないといけないため、関税分を輸入品価格に上乗せします。その分価格が上昇し、国内品と比較すれば競争力は落ちる。したがって国内品が売れるようになるので国内産業が復活する、という理屈です。
でも、どうしてアメリカ国内の製造業による製品が売れなくなったのか、価格の問題もあるでしょうが、「安くて良い製品に競争で負けた」ということであれば、関税による輸入品価格の上昇だけで問題が解決するのか、と思います。
世界的には、国境関税は極力無くすというのが現在の自由貿易の潮流です。その流れに大きく逆らうのが高率関税です。とにかくアメリカファースト、自国が良ければ貿易相手国はどうでも良い、というのであれば、貿易は成り立たなくなってしまいます。
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