消防組織
こんばんは、チェスです。
金曜日の東根、確か昨日の予報では今週の雪は今朝には上がっている筈でしたが・・・午後になっても雪は止まず、結局夕方迄降っていた様な・・天気予報も人間がやっているから外すこともあるか。この週末はもうちょいお天気は回復するようです。
昨日の記事で書きました埼玉県八潮市の下水道管腐食による道路陥没事故ですが、トラックが陥没した穴に落下した後、救出が難航しているのは一つには出動している消防組織にもあるのではないでしょうか。
日本の警察は、都道府県単位で組織されています。東京の警察のみ「警視庁」と言いますが、他の地方公共団体は「〇〇県(道、府)警察」という道府県の名前を冠した組織です。
ところが、日本の消防はというと、基礎的自治体単位で組織されています。東京が例外で基礎的自治体である23特別区単位ではなくて東京都が単位の「東京消防庁」という組織です。これは消防組織法という法律で定められています。
東京23区は非常に人口が多く、東京都全体としての消防組織を設けた方が効率が良いとされたのでしょうね。
一方で、基礎的自治体の市には消防本部があるようですが、町や村については、それぞれ個別に持っていることがあれば、複数の町や村が広域連合として消防本部を置くケースや、一部事務組合として消防本部を置くケースもあります。更には消防の業務を隣接する自治体に委託するケースまであります。様々ですね。
で、話が戻りますが、消防本部が警察組織同様に都道府県単位に置かれていれば、八潮市の事故においても、トラックが陥没穴に落下した事故が発生して、その救助の困難性により、専門のスキルを有するレスキュー部隊を迅速に出動させることができたのではと思います。基礎的自治体の消防本部では、そのような専門スキルのある部隊は設置や維持が困難だろうと思うからです。
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