谷川俊太郎さん
こんばんは、チェスです。
水曜日は山形のみならず県内全般、朝は冷え込みました。山形市も最低気温が氷点下に下がりました。毎朝の散歩は覚悟して出ましたが、指先が冷たくきつかったです。昼間は好天でした。
詩人の谷川俊太郎さんが亡くなったという報道がありました。92歳ということで長生きされましたね。
著名な詩人ということで、それは全く間違いないのですが、小生にとっての谷川俊太郎さんは「漫画のピーナツの翻訳者」です。古本屋さんでピーナツの漫画のペーパーバックを見つけて2冊買いましたが、うち1冊を紛失してしまい、今も手元にあるのは1冊のみです。
和訳版なのですが、英語が残っていて、谷川さんの翻訳の意図を汲み取りやすい。ピーナツに登場するキャラクターはみんな個性的・魅力的で、もちろんチャーリーブラウンは好きですが、彼が率いる野球チームでチャーリーブラウンとバッテリーを組んでいるシュレーダー、彼が本当に魅力的です。冷静沈着なキャッチャーであって、普段は(おもちゃの)ピアノを弾きこなす天才ピアニスト。彼がピアノを弾いているコマでは音符が描かれていますが、これが本当のクラシックの楽譜なんですね。
おそらくピーナツの漫画が好きな人の多くは谷川さんの和訳によって好きになったのではないかと思います。ピーナツの原作者のシュルツさんはもうかなり以前に逝去されていますが、あの世でまた翻訳していただけるでしょうか。
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