ひまわり9号
こんばんは、チェスです。
金曜日の東根、午前中は雨模様、午後には雨は上がったものの、お天気の回復は遅かったですね。
今週の月曜日だったかと思いますが、気象庁からのプレスリリースで、静止気象衛星のひまわり9号に障害が発生し、観測データが受信できない状態であるということでした。復旧しない場合にはバックアップの衛星に切り替えて観測するそうです。
ひまわり9号の先代の衛星はひまわり8号ですが、衛星の性能は8号と9号では同じとなっています。7号が運輸多目的衛星という名称を持っていたのに対して、「やはり気象観測専業で」ということでひまわり8号は元の静止気象衛星に戻りました。但し性能そのものは7号からかなり向上していて、8号から始まり現在の9号は気象観測に素晴らしいデータを提供しています。
8号から9号に観測が交代したのが2022年で、まだ暫くは9号での観測をする予定ですから、今の時点でひまわり9号が故障してしまっては気象庁としても大変打撃なのです。で、観測に穴を開ける訳にはいかないため、以前に交代してから隠居している8号にもう一度働いてもらおうか、というのはたぶん「バックアップの衛星に切り替え」のことなのだと思います。性能自身は8号も9号も同じなので、8号が無事で復活してもらえば、同じ観測データがとれる筈です。
ただ、同じ日の夕方には障害が復旧して、無事に観測データが取れるようになった模様です。気象庁としてもやれやれですね。
« 東北中央自動車道 | トップページ | 下見で米沢へ »
「科学技術」カテゴリの記事
- 大西飛行士 ISSに到着(2025.03.17)
- どうやら心配は不要(2025.02.22)
- 小惑星の衝突確率(2025.02.19)
- H3ロケット5号機打ち上げ成功(2025.02.02)
- ベピ・コロンボ最終スイングバイ(2025.01.11)
« 東北中央自動車道 | トップページ | 下見で米沢へ »
コメント