南海トラフ
こんばんは、チェスです。
金曜日の山形、晴れて暑い一日でした。
色々とあったパリ五輪も終盤になりました。何日か前に小生はオリンピック開催に関してかなり批判的な記事を書き、競技数を減らして規模を縮小したらどうなんだ、とか主張しました。別にあの考えを変えるつもりはありませんが、しかし小生は日本人の一人ですので、地上波テレビでオリンピック競技が中継され、日本人選手が出ていれば応援します。そんな昨日の夕方、宮崎県の沖の日向灘を震源とするそれなりに大きな規模の地震が起きました。
ただ問題は、この地震が南海トラフの地震発生域に入っていて(結構端っこで、ひょっとすると西に外れているかもしれん)その規模(マグニチュード)が大きいという条件を満たしているということ。そうすると、気象庁はこの地震の評価をするために専門家を招集して、今後更なる大きな地震が起きるかの発表をするのですね。まあこの辺は既に報道されていますから、マスコミ報道をご参照ください。
で、この「南海トラフ」のトラフというのはいったい何だ?ということです。
小生が高校生の頃は、勿論この南海トラフもマークされていましたが、寧ろ首都圏により近く、従って一発動いたら東京により大きな被害を出す地震になるであろう相模トラフや駿河トラフの方が注目されていた様に思います。
トラフというのは、海底にある地形の事です。細長い形で谷を形成していて、その深さが6,000mより浅い地形になります。学術用語なんだろうと思いますが、かなり前からトラフという言葉で使用されています。日本語ではこのような海底地形を「舟状海盆(しゅうじょうかいぼん)」と言うそうです。(Wikipedia)日本語でもわかりにくいですよね。で、深さが6,000mより深い地形は海溝といい、日本海溝、マリアナ海溝が非常に有名です。こちらは英語ではトレンチになりますが、何故かこちらは日本語で周知されています。
トラフの話で長くなってしまったので、続きは明日の記事にします。
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