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2024.07.31

ストコフスキー・シフトと古典配置

 こんばんは、チェスです。

 水曜日の山形、午前中は時折パラパラ雨が落ちることがあり、少し不安定なお天気と思われましたが、昼過ぎからは晴れて雲が無くなり、気温が上がってきました。今日で7月が終わり、明日から8月ですから、梅雨明けが遅れている東北地方も明日あたり、梅雨明け宣言が出るのではと思います。

 小生は俳句ばかり捻っていると思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはなく、昔から好きなクラシック音楽も相変わらず聴いています。
 で、前に書いたかも知れませんが、オーケストラの弦楽器の並び方~特にコントラバスの位置について、気になることがあります。
 コントラバスは客席からステージを見て右手に並んでいる、と思っておりました。調べてみると、これは指揮者のレオポルド・ストコフスキーが考案した「ストコフスキー・シフト」に依っているらしいです。但し、ストコフスキー・シフトは指揮者を中心にみて左側から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと並び、チェロの後方のステージ右側にコントラバスが並びます。
 実際のオーケストラは、チェロとヴィオラが入れ替わって並ぶこともあるようです。
 それはともかく、コントラバスは右手、と思い込んでいたら、コントラバスが第1ヴァイオリンの後方の、左手に並んでいる場合があるのですね。これは一体どうして?と思って更に調べたら、ストコフスキー・シフトが一般的になる以前には、古典配置と呼ばれる弦楽器の並び方があり、第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが中心の指揮者の左右それぞれに分かれて並び、コントラバスが第1ヴァイオリンの後方、つまりステージ左手に並ぶのです。
 そうすると、コントラバスが左手に並んでいるのはこの古典配置という奴で、ストコフスキー登場以前に書かれた曲の演奏にはその方が良い、と思われたのかもしれないな、と考えました。

 古典配置も、ストコフスキー・シフトも、木管楽器や金管楽器の配置については概ね同じです。弦楽器群の後方に、雛壇を作って客席に向かい合う様に並ぶ、あれですね。

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