トルコ航空機の誤侵入
こんばんは、チェスです。
火曜日の山形、お天気は西から下り坂で、山形も朝は比較的晴れていましたが、昼過ぎから雲が多くなってきました。それでも雨は落ちてきませんでしたので、雨天になるのは明日の水曜日でしょうね。
マスコミではあまり大きな扱いになっていませんが、羽田空港でトルコ航空機が管制官の指示と異なる滑走路への進入をしたということで、危ういところで重大事故が起きる可能性があった様です。
報道では、管制官はトルコ航空機にB滑走路への進入を指示したところ、トルコ航空機はD滑走路への進入経路をとっていたので、着陸復行を指示して着陸をやり直しさせ、その後にD滑走路へ改めて着陸させたそうです。
羽田空港には4本の滑走路があります。このうち、A滑走路とC滑走路は方位が同じ平行滑走路です。南側から進入する場合、右側が34R、左側が34Lと表示されています。管制官はこの数字で進入、着陸する滑走路を指示します。RとLは、聞き間違いが起きそうですが、たぶん「34R」は「34ロメオ」「34L」は「34リーマー」とフェネティックコードを使って聞き間違いを防止しているものと思います。一方、B滑走路の方位番号は海側から進入では「22」でD滑走路の方位番号は海側からは「23」で、平行していません。「ランウェイ22」と「ランウェイ23」ではあまり聞き間違いはしなさそうに思いますが、何か思い込みというか思い違いがあったのでしょうかね。無線を担当しているのが機長なのか副操縦士なのか、いずれにしても管制官の指示を復唱するのがルールですから、「22」と復唱しながら「23」に行ってしまったと、そういうことなのでしょうね。
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