グレゴリオ暦
こんばんは、チェスです。
木曜日の山形、曇り空でしたが、比較的気温が高く昼間はそれほど寒さは感じませんでした。早朝散歩の時間帯も、徐々に明るくなる時間帯が早くなってきました。
ところで、今日は2月29日です。今年はうるう年にあたるため、2月が29日まである。うるう年は、オリンピックが開催される4年に一度だよね、とおっしゃる方がいて、まあ概ね正しいのですが、実は正確ではない。
現在我々が使っている太陽暦という暦、これはグレゴリオ暦と言います。
グレゴリオ暦では、実際の太陽年(地球が太陽を1周する時間)と、暦の1年とのずれを修正するために、こんな風にしています。(以下引用)
グレゴリオ暦の本質は、平年では1年を365日とするが、400年間に(100回ではなく)97回の閏年を置いてその年を366日とすることにより、400年間における1年の平均日数を 365日 + (97/400)日 = 365.2425日(365日5時間49分12秒)とすることである。(wikipediaより)
4年に1回のうるう年なら、400年なら100回のうるう年になりそうなものですが、それだと修正が不十分なんですね。実はこのグレゴリオ暦の前にユリウス暦という暦を使っていて、ユリウス暦では暦1年を365.25日とし、そうすると4年に1回のうるう年でOKなんですが、実際の太陽年は365.25日より少し短いのです。ということは、4年に1回のうるう年では修正は不十分で、実際の太陽年と徐々にずれていく。それでユリウス暦より更に精度が向上したグレゴリオ暦という暦が導入されたという訳です。
グレゴリオ暦のうるう年は、引用しましたように、400年間で97回です。だから「うるう年は4年に1回」は実は正確ではない、となる。まあ、それがどうした、と言われてしまうと、大したことは無いのですけどね。
最近のコメント