だいち3号はどうする
こんばんは、チェスです。
水曜日の東京、昨日と同じように終日晴れて、気温も20℃くらいには上がった様です。
さて、陸域観測衛星だいち3号は、H3ロケットの打ち上げ失敗によって海の藻屑となってしまいました。
昨日の記事にも書いたかもしれませんが、新規開発のロケットというのは「ダメ出し」が不十分というか、「打ち上げてみないとわからない」という様な、隠れた問題があるもので、だから外国では、新型ロケット1発目の打ち上げでは空荷でロケットだけ打ち上げるか、ロケットの打ち上げ性能を確認するためだけのダミー衛星を積んで打ち上げることが多いみたいですね。
JAXAはH3の開発成果に自信があったのかもしれないですが、最初の1発目に高価な実用衛星を積んだというのは、ここは残念ながら責められる点かもしれませんね。現在の宇宙開発では、ロケットの打ち上げ費用より、荷物の方の衛星の方がずっと高価で価値のあるものであることが一般的です。H3はひょっとすると下手を打つ可能性もある、と「だいち3号」に保険を掛けるとかやっていなかったのかな。まあ保険位はかけているでしょう。但し費用は補償されても、そう簡単に代わりの衛星は製作できないでしょうから、今後観測体制に穴が空くことは考えられますよね。更には、次のH3は当分打上げできないでしょうから、H2Aを退役させるという訳にはいかなくなるのでは?
« H3 打ち上げ失敗 | トップページ | 天津飯 »
「科学技術」カテゴリの記事
- H3の2号機はH3-22(2023.05.26)
- H3ロケット2号機はダミーを打ち上げ(2023.05.24)
- HAKUTO-Rミッション1は残念(2023.04.26)
- chat GPT(2023.04.25)
- スターシップ(2023.04.21)
« H3 打ち上げ失敗 | トップページ | 天津飯 »
コメント