こんばんは、チェスです。
木曜日の東京、昨日に続いて朝から快晴で、気温もまずまず上がり、朝の情報番組で天気予報でも言っていましたが、いかにもな洗濯日和でした。洗濯ばかりでなく、布団を干しても良く乾くでしょう。
2,3日前にネットニュースで読んだ記事ですが、山形県とJR東日本は、福島県と山形県の県境の板谷峠を貫く米沢トンネルの建設に関する覚書を締結したのだそうです。総工費は1500億円で、工期は15年だそうです。
このトンネルに関する記事は、当ブログでも以前に書いたことがありますが、その時には「新板谷トンネル」と表記したと思います。しかし記事に書かれたということは、この大工事により建設されるトンネルは「米沢トンネル」という名前になるのでしょうね。
福島県ではなくて、山形県が費用の一部を負担して、JR東日本の山形新幹線が走るためのトンネルを掘るため、山形県側の米沢の名前を冠するということになったのかな。
山形県としては、現在のミニ新幹線=在来線を改軌しただけの廉価版新幹線=ではなくて、フル規格の新幹線を作って欲しいと願っているのでしょうが、これも以前の記事に書きました様に、いざ作れば現在ある並行在来線の問題が発生することは避けられません。
しかし、この件も以前の記事に書いた様に思いますが、山形新幹線は現在福島駅のアプローチ線(東北新幹線上りホーム用)を新設中で、時々福島駅を通る際に工事の進捗を見ているのですが、後2年程でこの工事は完了するのではと思います。更には山形新幹線の車両が現在のE3系電車から、最新型のE8系電車に、こちらも再来年には更新されると発表されています。この2つにより、東京-山形(新庄)間は若干の時間短縮になると期待されます。福島駅アプローチ線は時間短縮効果は無いでしょうが、こちらはJR東日本としての運行向上に繋がります。ですので、更に米沢トンネルの新設により山形新幹線の運行信頼性は間違いなく向上する。このトンネルの効果は極めて大きいと思いますから、敢えてフル規格新幹線とか厚かましいことを言わず、むしろ地域振興の方にシフトした方が得策と思います。かつて新庄-福島の山形新幹線区間では、JR東日本は車内で足湯に浸かれる「とれいゆ つばさ」という一種の観光列車を走らせていたのですが、車両の老朽化で引退してしまいました。福島-新庄間は観光列車を走らせるには丁度良い時間距離ですから、JR東日本にはぜひとも「とれいゆ つばさ」の後継観光列車を走らせていただき、多くの観光客を山形県に誘致して欲しいですね。
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