福建
こんばんは、チェスです。
土曜日の東京、朝のうちは良く晴れていて、こいつは今日は暑くなるかなと思われたのですが、その後雲が出てきて基本的には曇り空の一日になってしまいました。しかも風向きの影響なのか、気温の方もあまり上がらず、外を歩けば蒸し暑く感じるものの、家の中にいる限りは特に暑さは感じませんでした。
ニュースで、中国が3隻目の航空母艦「福建」を進水させたそうです。これで既に就役している「遼寧」「山東」に加えて空母3隻体制となり、そうするとどれか1隻は必ず実戦配備になる、という状態が実現します。
しかもこの福建という空母は、前の2隻とは大きさも仕様も全く異なり、実質的に中国海軍の大本命というフネです。前の2隻はスキー・ジャンプ方式の発艦であり、大きさも米国の原子力空母と比較すると少し小さい。それがこの福建になると、規模的にはほぼアメリカの原子力空母並となり、発艦方式はなんと最新の電磁カタパルトを装備。つまりアメリカの最新型原子力空母と互角のフネです。
但し、進水した、とは言っても、これから実際に戦力となるまでには、その電磁カタパルトを始めとした様々な装備を取り付けて試験(これらを艤装と言います)しなくてはならず、中国にとっても初めての経験となる電磁カタパルトはかなりハードルが高いものと思います。実際に海軍に引き渡されて、公式試験に入るのは、少なくとも2~3年はかかるのではないでしょうかね。
ところで中国の軍艦には、地名などを付けているのですね、このあたりは日本の旧海軍、それを引き継ぐ海上自衛隊に似ていますね。
| 固定リンク
コメント