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ISSのリブースト

 こんばんは、チェスです。

 ウクライナ戦争が勃発してこっち、COVID-19の感染状況はニュースとしてはだいぶ優先度が下がってしまいましたが、見込みとは少々違って、日本全国の感染者数としても中々目に見えて減ってきませんね。勿論、感染状況が落ち着いている地域もありますが、大都市圏はまだ予断を許さないと言っていいでしょう。

 ところで、国連総会でロシアへの非難決議が圧倒的大差で可決されたとしても、特にそれで拘束力があるわけでもなく、ロシアはひたすらにウクライナへの侵攻を続けていますから、西側諸国との関係は益々冷え切っていくわけです。実際に戦争になっているのはウクライナですが、西側はウクライナに支援をしていますので、新たな冷戦構造になっているということですね。

 さて、そうなると米ロの協力で運営されてきたISS=国際宇宙ステーション、ロシアとアメリカの関係はどうなるのか?一つ大変困ったことがあります。ISSは高度400km程の所を周回していますが、この高度と言えども希薄な大気がありますので、ISSは僅かずつですが、減速してしまっています。この減速をほおっておくと、最後は地球に落ちてしまいますので、エンジンを噴射することでISSを加速させ、周回高度を維持する必要があります。この高度維持のためのエンジン噴射を「リブースト」と言います。
 こいつを担っていたのが、ロシアのプログレス無人補給船、あるいはロシアのズヴェズダモジュールでございました。そうすると、もしロシアが「ISSのリブーストについて、ロシアは今後協力しない」などと言い始めたら、ISSは高度を維持できなくなる。2030年までの延長運用なんて当然できなくなる。さあどうする?ということなんですね。

 地上の問題は、それはそれとして、軌道上のISSの協力についてはこれまで通りやりますよ、とロシアが言ってくれるのが一番良いですが・・決裂した場合には、現在運用が始まっている民間宇宙輸送システム、スペースXとボーイング(こっちはこれから)の宇宙船を使って、リブーストする検討を、NASAは始めている様です。

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