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ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡

 こんばんは、チェスです。

 火曜日の東京、朝のうちは未だ曇り空でしたが、やがて雨が降り出し、午後まで降り続きました。一日とにかく寒くて、山形に来たのではないかと思う程でした。東京で最高気温が一桁というのは今季初めてではなかったかな。

 さて、世界中の天文学者、特に宇宙物理学や赤外線天文学を専門に研究されている学者が、待ちに待ったジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、いよいよ来週、12月22日だったかな、打ち上げられることになりました。

 宇宙望遠鏡というと、ハッブル宇宙望遠鏡が非常に有名で、この望遠鏡は非常に大きな成果を上げました。HSTは可視域も対象にしていた望遠鏡のため、撮影された画像は天文学者ではない、小生の様な単なる宇宙教信者であっても十分に楽しめるものでしたし、勿論天文学者にとっても偉大な観測装置となりました。ただしかし、HSTは途中スペースシャトルまで動員して故障を修理したりして、懸命に運用期間を延ばしていきましたが、さすがに古く、早く次世代の宇宙望遠鏡を打ち上げて欲しい、と世界中で渇望されていたのが、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡です。

 ではありますが、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は様々な理由から、計画通りに進むことが無く、そのスケジュールは延期に次ぐ延期、さていったい何年待たされるのか、ひょっとするとこの計画は潰えてしまうのではないか、と危惧される程でした。ですが、関係者の「どうしてもこの望遠鏡を宇宙に上げる」という強い意思と粘り強い活動の賜物として、ついにここまできました。ここまでくればあと一息、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が本来の活躍の場である宇宙空間に運ばれることでしょう。
 ただ、正確な意味で、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡はHSTの後継機ではありません。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、赤外線域を観測領域とする赤外望遠鏡なのです。そういう意味では、こちらも長く活躍を続けたスピッツァー宇宙望遠鏡の次世代機と言えるかもしれません。
 いつぞや書きましたが、JAXAが国際協力プロジェクトとして計画していたSPICA、ラグランジュ点に大型赤外望遠鏡を持っていくという野心的な計画が無くなってしまった今、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は世界中の天文学者の注目の的です。どうか無事の打ち上げと、活躍ができますように。

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