« 「つばさ」来年春から全席指定に | トップページ | リアルの句会 »

SPICA無くなる

 こんばんは、チェスです。

 木曜日の東京、薄雲が広がり、これまでの様なすっきりした青空とはいきませんでしたが、まあまずまずのお天気の一日でした。朝の冷え込みが次第に効いてくるようになりました。

 かなり以前に、霞ヶ関のイイノホールでJAXAが主催した次期赤外線天文衛星「SPICA」の説明会に参加して、計画の概要を聞いたことがあります。未だうちのカミさんが山形に行く前ですから、5,6年前かなと思います。赤外線天文衛星という、ちょっと地味な話題ですから、そんなに人はいないだろうと思いましたが、それなりに広いホールは大勢の聴衆が集まったことを思い出します。プレゼンをしていただいた方には、外国の科学者がいて、同時通訳のヘッドホンを貸して下さいました。

 SPICAは2.5m級の赤外線望遠鏡を搭載した天文衛星を、第2ラグランジュポイントに打ち上げる、という中々野心的な計画で、この大きな望遠鏡を開発してL2に持って行くには相当巨額の費用と長期間の開発が必要なため、日本だけで進めるのは難しく、日本の他にESA(欧州宇宙機関)、カナダ、アメリカ、台湾などが共同して進める国際ミッションでした。
 計画は順調に進んでいたかに思われましたが、去年の7月にESA側がコスト超過していることが判明。コストを抑えるために計画を見直す検討がされ、望遠鏡の口径を2.5mから1.8mに小さくする他、ESAの担当を一部ISASに移すことが前提とされました。この変更はISASとしては技術面も費用面も受入は困難であるということで、結局昨年10月に「中型ミッション5号機の候補から取り下げる」という決定がされました。

 もしSPICAが実現したら、L2で長期的な赤外線観測が安定して行われ、その成果は大きなものになるでしょう。非常に残念ですが、何せ巨額の費用がかかる計画ですから、致し方ないでしょうね。

|

« 「つばさ」来年春から全席指定に | トップページ | リアルの句会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 「つばさ」来年春から全席指定に | トップページ | リアルの句会 »