« 帰京しました | トップページ | 次の対策はどうする? »

XRISM

 こんばんは、チェスです。

 先日、L2に持って行く赤外線天文衛星SPICAの計画が無くなってしまった、という残念な記事を書きましたが、一方で我が国ではX線天文学の分野でまだまだ頑張っており、2016年に打ち上げには成功したものの、軌道上で不測の事態が発生したX線天文衛星「ひとみ」の後継機について、来年、2022年には打ち上げるという予定になっております。
 宇宙の彼方からやってくるX線は、地上では観測できません。分厚い大気圏で吸収されてしまうからです。となれば、観測装置を大気圏外へと持ち出さなくてはいけません。かつては高層気球というテもありましたが、現在は人工衛星へのX線観測装置の搭載、つまりX線天文衛星ということになります。ISS=国際宇宙ステーションの日本実験棟にもX線観測装置が設置されています。
 たった1カ月の稼働でしたが、「ひとみ」ASTRO-Hは、非常に素晴らしい成果を上げました。そこで、発生した事故に対して徹底した対策を実施された後継機が、XRISM=X線分光撮像衛星です。ひとみが活躍していれば得られた成果を、きっと取り返してくれることでしょう。打ち上げが楽しみです。

|

« 帰京しました | トップページ | 次の対策はどうする? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 帰京しました | トップページ | 次の対策はどうする? »