難治の地
こんばんは、チェスです。
週明けの月曜日、起床時は未だ雨が落ちていた様ですが、幸い小生の出勤時には雨は上がっており、折り畳み傘を鞄に入れて出勤しました。東京は曇り空の一日でしたが、未だお天気の回復ということにはならず、豪雨への警戒は解けない様です。
国内ニュースとしては、その豪雨被害がトップなのですが、国際ニュースとしてはアフガニスタンがどうやらトップ扱いになっています。我々日本人にとっては、距離感以上に遠いというか、馴染みのない国ですが、米軍の撤退と同時に武装テロ組織タリバンが一斉に全土で蜂起して、あっという間に首都のカブールに迫り、存在する筈のアフガニスタン政府軍は戦闘することもなく、カブールを明け渡してしまった様です。大統領は国外へと逃げ、カブールにいる各国の大使館員なども国外脱出をしている様です。
古くは、アフガニスタンはイギリスの植民地であったこともあり、イギリスが去ると今度はソ連がやってきました。しかしソ連も結局はこの地を諦めて引き上げ、タリバンがこの国を牛耳ることになりました。そうこうするうちに911が発生し、この事件の首謀者テロリストをタリバンがかくまったというわけで、米軍がアフガニスタンのタリバンと戦争になり、民主的な政権がアフガニスタンに樹立されて米軍は撤退、と思ったら、またもやタリバンに牛耳られることになったという訳です。
その時その時の、世界の超大国、スーパーパワーがやってきては支配に失敗するという、まあ、「難治の地」と言って良い土地なんですね。アメリカより近いロシアや中国、そして周辺の中央アジア諸国は、タリバンが牛耳るこの国をどうするつもりなんでしょうか。
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