どうなるアフガニスタン
こんばんは、チェスです。
週末金曜日の東京、今週で一番好天になりました。朝からすっきり青空で、昼間に残暑厳しくなるにしても、青空はやはり気持ちが良いです。
今週月曜日の記事「難治の地」で書きましたが、アフガニスタンが現在の様にタリバンに再び牛耳られる様になったきっかけは、これは間違いなく米軍の撤退が引き金を引いたと言って間違いないのです。簡単に言えば米軍という重しがとれて、早速潜んでいたタリバンが表に出てきたということでしょう。通常であれば、ここでこれまでアフガニスタンを統治していた政府軍との間に内戦が発生するところなのですが、内戦も起こらずにあっさりとこれまでの政府が転覆してしまった、というのは、いかに米軍の存在が大きく、逆にそれまでの政府が脆弱であったかということでしょう。米軍の撤退に関しては、目下のNATOや日本、韓国といった軍事同盟国が、「いざとなったら米国は見捨てて引き上げるのではないか」という不安が出てきていて、それに対してバイデン大統領は「それらの同盟国はアフガニスタンとは違う」と言っています。けれども、どうも米国の姿勢の変化はだんだん顕著になってきたのかもしれませんね。
とにかく、アフガニスタンは再びタリバンが牛耳る国になってしまいました。「イスラム国」みたいなことにならねば良いがと思いますが、似たり寄ったりではないのかな。
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