中国の無人補給船
こんばんは、チェスです。
水曜日の東京、午前中は結構曇っておりましたが、午後は晴れて爽やかなお天気になりました。依然として関東甲信地方は梅雨入り宣言が出ていませんが、一年のうちで梅雨入り前のこの季節が小生は一番好きですね。朝明るくなるのが早くて、夕方は中々暮れない。要するに昼が長いのですが、同時にまだ暑さもそれほどでもない。
ところで、数日前に中国の無人補給船が打ち上げられて、先に軌道上に上がっていた宇宙ステーションのコアモジュールにドッキングした、というニュースがありました。今月中には、宇宙飛行士を乗せた宇宙船がステーションにドッキングするのではないかと言われています。
今、アメリカやロシアが中心になって運用している国際宇宙ステーションは、アメリカロシアだけではなくて、他にも様々な国が参加しているわけです。ここには中国は参加していない。で、どうするのかなあと思っていたら、自国で独自に始めちゃった訳ですね。
以前の記事にも書きましたが、中国の宇宙開発は同時並行で月や火星探査もやっているのです。もう、物凄いスピードです。なんだか、1960年代のアメリカソ連の宇宙開発競争の時代を彷彿とさせます。あの頃は、ソ連が人工衛星も有人宇宙飛行も先行していて、焦ったアメリカは何が何でも先に月へ人間を送るぞと、とうとうアポロ計画で月着陸を成功させた。ただ、アポロ計画であまりにもお金を使い過ぎたためか、その後の宇宙開発はがっくりとペースが落ちます。
そして現在は、NASA主導というよりは、スペースX社などの民間宇宙開発会社の力を借りてやっている、というのが現状ですね。ただ、中国のハイペースを目の当たりにすると、いずれはアメリカも追い越されてしまうのではないかという感じがしますね。
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