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「サラ川」功罪

 こんばんは、チェスです。

 週明け、月曜日の東京、昨日の日曜日同様に不安定な天気になりますよと予報されていましたが、(小生のいる)東京に関してはさほどの雨は無かった様に思います。
 つい先日のこと、第一生命が募集している今年の「サラリーマン川柳」(略して「サラ川」)のベスト10が発表になり、NHKの昼のニュースでも報じられていました。一般公募が始まったのは1987年からと言いますから、サラ川もかなりの歴史がありますねえ。
 
 サラ川が世間に与えた影響は非常に大きい様で、多くの人は「川柳」と聞けばサラ川を思い浮かべる様になってしまったのです。但し、川柳は小生が数年前からやっている俳句と同じように「定型詩」というジャンルの文芸であり、つまりは「詩=ポエム」なんですね。ならば俳句と川柳はどこが違うのか、というと俳句の方で言われる季語・季題を詠むという約束(必ずしも全ての俳人がそうしている訳でもありません)が、川柳の方ではない、というあたりでしょうか。俳句結社によっては、俳句は文語で詠み旧仮名遣いを使用すると厳しく決めていたりするのですが、結社によってはこのあたりはもう少し寛容になっている場合もあります。
 一方の川柳も、俳句と同じ五七五の定型詩であって、対象としている内容も俳句と何ら変わらないという近い存在と言えそうです。ところがサラ川が非常に人気になってしまったが故に、川柳というのは語呂合わせ的なものなのかと認識されてしまったのが、一部の川柳作家には「あれはどうなのだろう」と思われてしまっているのも事実としてある。勿論、サラ川が果たした川柳への功績も大きいとは言えます。ただ、第一生命が選出する100首はともかくとして、そこからのベスト10首については一般の投票結果で決まりますので、これはどうしても語呂合わせや受けで上位になってしまうのは仕方ないですね。

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