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酒もタバコも薬物

 こんばんは、チェスです。

 週明け月曜日、東京は朝からパラパラ雨が落ちていて、予報では何やら横殴りの本降りの雨が降る、みたいに言われていましたので、長い傘を持って家を出ました。
 朝のうちはそれほど寒くは無く、ここ数日の朝の寒さはやわらぎましたが、前線が通過すると風向きが変わって寒くなるらしい。寒いのは何しろ嫌ですが、何せ師走ですからね、仕方が無い。

 しばらく前に、何とか言う女優さんが違法薬物所持で逮捕されましたが、芸能人・有名人だからこうしてニュースになるのであって、たぶん違法薬物で捕まる人は相当数いるのでしょう。
 ところで、イギリスの研究者が、世の中で良く知られている薬物の人間に対する影響度を調べて医学雑誌に投稿した論文によると、興味深い図があります。横軸に、薬物による人間への害の大きさ、縦軸に依存性を取り、色々な薬物を、この図にプロットしているのです。
 害の大きさ、依存性の双方が一番大きいのは、ヘロインということになっていました。で、この図の中ほどにタバコやアルコールがプロットされていて、この2つより害も依存性も小さい所に大麻やLSD、MDMAがプロットされておりました。これらは、依存性や害の大きさという物差しでいけば、タバコやアルコールよりは大したことは無い、という風に読めてしまいます。それでも、これらの薬物は法律で厳しく規制されておりますから、日本で持っていたり使用したりすると逮捕されてしまいます。つまり違法ということです。

 タバコや酒は、日本では年齢制限はあるものの、持っていても違法では無い。合法なのです。
 害については、同じ研究者グループがより細かい分析をしていて、薬物を摂取する本人に対する害と社会に対する害を分けて数値評価しています。そうすると、驚くべきことにアルコールの害はヘロインを抜いて1位になってしまうのですね。
 もちろんこの数値評価には、ヘロインは違法薬物なのに対して、アルコールは、どこにでもあって入手が容易であるということも強く影響しているものと思います。
 近代国家が形成される以前から、アルコールとタバコの2つは広く人間に浸透してしまっていたために、法律で規制するには既に手遅れだった、というのはわかります。しかしタバコの方は、タバコを吸っている人間の周辺にまで害を及ぼすことが明らかになるに至り、世界的にも規制が厳しくなってはいます。
 アルコールについても規制ということになる時代が来ることはあるのでしょうか。

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