« MINERVA-II2分離成功 | トップページ | ラグビーワールドカップ »

香港

 こんばんは、チェスです。

 週末金曜日、東京は朝のうちは時折強くなる雨が降り、この雨に恐れをなして小生は長い傘で出勤いたしましたが、その雨は意外に大したことは無く、昼前にはお天気は回復しました。

 連日、国際ニュースでは香港の、主に若い世代の人たちによるデモと、それを鎮圧しようとする警官隊の模様が報じられています。過日はとうとうデモに参加していた学生に、警官が実弾を打ち、打たれた学生は一時重体になるという騒ぎになりました。この学生はどうやら助かった様で、良かったです。

 思えば、この香港という地は、アヘン戦争という、当時中国を牛耳っていた清という満州族による王朝と英国による戦争の結果、清が完敗を喫して英国に割譲した地なんですね。ただ、割譲とは言っても99年だったかな?期限付きであって、その期限満了になったときに中国の地は中国共産党が牛耳る中華人民共和国になっていて、その中華人民共和国に戻るということになった。しかし、長らく英国の一部だった香港に住んでいる人々にとって、明日からここは中国ですよ、と言われても、はいそうですか、というわけにはいかないでしょうよ、ということで、これまた期限付きで「一国二制度」ということで、なんというんですかね、中国ではあるけれどもちょっと違うという場所であるということを認めましょう、ということになったわけですね。これは、中国に返還されるまでの香港という場所が、イギリス資本が入って大層栄えていたために、それを見ていた中国も、これは少し美味しいところを貰おうかな、と思った(かどうかは知りませんが)と。
 世界的にも、経済という面から見ると自由主義経済が、旧ソ連やかつての中国のやっていた計画経済より優れたシステムだということは最早はっきりしていて、だからソ連は崩壊し、中国も政治体制は共産党独裁のままで計画経済は自由経済に舵を切った。
 そうすると、この香港という特殊な位置の都市は、非常に微妙な状況におかれている訳です。いずれは共産党中国の一部になってしまうのですが、今の香港市民は、そいつは御免被る、政治体制については民主的な選挙によって選ばれた議員という仕組みを作ってほしい、と言っているみたいですね。ただ、以上の様な歴史を鑑みると、香港の民主化を求めるデモというのは、これはどうにも厳しいのではないかと、思わざるを得ないのですね。北京が民主的な香港を認めるなんてことは、おそらくあり得ないでしょうからね。

|

« MINERVA-II2分離成功 | トップページ | ラグビーワールドカップ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« MINERVA-II2分離成功 | トップページ | ラグビーワールドカップ »