はやぶさ2 第2回タッチダウン成功!
こんばんは、チェスです。
木曜日の東京、どうも西から雨がやってくるようなのですが、まあ何とか夕方までは降らずに持ち堪えたという感じの一日でした。
NHKの昼のニュースのトップ扱いでしたから、もう全国的に、あまり宇宙開発に興味が無い方にも周知されたと思うのですが、それでもこれは書かずにはいられない。JAXAの、ISASの、関係者の皆様、本当におめでとうございます。そして、はやぶさ2、本当によくやったぞ。リュウグウの人工クレーターの近所の、地下物質が堆積していると思われるあたりで、しかも障害になる大きな岩や石が無いエリア、またこのエリアというのが第1回にも増してとんでもなく狹苦しい面積なのですが、そのあたりに落としたターゲットマーカーを使って自律制御で降下して、無事にタッチダウン、サンプル採取にも成功して上昇した。見事という他はありません。
おそらくですが、先代のはやぶさ初号機の経験が活かされて、しかも詳細な事前の観測と、精緻な制御プログラムがタッチダウンを成功させたのだろうと思いますが、無論ほかにも様々な要因はあったでしょう。
さて、リュウグウの乙姫様からお宝を頂戴したからには、最早長居は無用、早く帰って来いはやぶさ2、と言いたい所ですが、地球に戻るのは来年の暮頃でしょうか。そして今回のはやぶさ2の場合には、イオンエンジンの燃料となるキセノンガスさえ残っていれば、お宝の入ったカプセルを落として、はやぶさ2は更なる延長ミッションへと出発することも可能ではないかと思います。まだまだ活躍は続くでしょう。
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