総理はイランへ
こんばんは、チェスです。
水曜日の東京、梅雨らしい曇り空で、場所によっては大気の不安定な状況~という言葉があると、概ね突然の雷や雨に注意となります~が発生しますよと朝予報で言っておりましたが、東京は何とかその大気が不安定な状況にはならずに済んだ模様です。
ニュースで報じられていましたが、例の金融庁の老後資金2,000万円の件で野党から攻められて、夏の参院選に影響するぞと言われている自由民主党の総裁、とかまだるっこしいことを言わずとも、安倍総理ですが、本日政府専用機に飛び乗って、中東の大国の一つ、イランに向かいました。
日本とイランというのは、歴史的にみると友好関係が長いと言える様に思います。格別外交問題が発生したということは無い。但し、親米的であったイランの王様がイスラム革命によって外国に追放されて、イスラム政権に変わってからは現役の総理がイランに行ったことは無いのです。(総理をやった経験者であれば訪問したことはある。)そんな訳で、イランが現在の政治体制になってから初めて、うちの総理が行くということになった。
選挙を控えて忙しい総理が、特に外交課題を抱えているわけでもないイランに出掛ける必要は無いのです。無いのにどうして行かないといけなくなったかは、我が国の親分ともいうべきアメリカとイランとが一触即発でヤバい状況になってしまったからなんですね。どうしてそんなことになったかは、まあ池上解説でも見ていただくとして、本来なら間に入って話を繋ぐのは、欧州のどこかの国だった。ところが現在、欧州の方も英国を始めあちこちがすったもんだしていて身動き取れない。仕方が無い、イランに話ができる日本の総理が間に入ってくれ、と、どうもトランプ大統領あたりから依頼があったらしい。
でも、イランの問題というのに我が国は元々関与していなかった訳です。イランが核兵器を作るのではないかと騒ぎになったのが発端ですが、何せイランは遠いですから我が国は関係無いですよね。北朝鮮の核開発は、我が国は大問題だけど世界の多く国は無関係なのと同じです。そのイランの核の問題に関係してなかったのに、いきなり行って親分アメリカの代理人みたいなことができるのか、大いに疑問です。素人的には、そんなのは無理なんじゃねえの?と思いますが。
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