どこへ行く英国
こんばんは、チェスです。
週明けの月曜日、東京は相変わらずの暑さでした。未だ5月なんですが、どうしたんでしょうね、この暑さは?まあ例年でも、梅雨に入る少し前の今頃、身体は暑さに慣れていないので、ギラギラ太陽の暑さに驚いたりするものですが、今年は北海道が物凄い猛暑というのがちょっとビックリです。
暑さに驚き、これは大変だとエアコンを注文する人が増えたのではないでしょうか。そう考えると、日本経済に暑さは貢献しますよね。
ところで先週のニュースですが、イギリスのメイ首相が辞任表明した様です。イギリスは、皆様ご存知の様に国民投票の結果EUからの離脱を決めたのですが、その離脱のやり方を巡って、政府の離脱案を3回も議会が否決するという有様で、そうやってぐずぐずしている間に時間はどんどん経って、「さていったいいつ離脱するのだろう」という状況になっている。とうとうどうしようもなく、首相辞任ということになったと。
尤も、メイ首相が辞任したからと言って、EU離脱が進むのか、というとそういうわけでもない。議会が可決できるような協定の修正案は、そもそもEUの方が「もう再交渉はしないよ」と言っているのですからね。
そうすると、兎にも角にも強行にEUから離脱してしまう、つまり「合意なき離脱」ですが・・それができればとうの昔にイギリスはEUから離脱している訳でして、それはまずいでしょう。
ならば以前にも書いた様に、結果が「やっぱしEUに留まる」となるのを期待して、もう一度国民投票をやる。ただ、それをやったら前の国民投票の結果を反故にするわけですから、これも民主主義の否定ということになって、これもまずい。
一体、英国はどこへ行くのでしょうね。
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