景気判断
こんばんは、チェスです。
火曜日の東京、朝からどんよりと雲が垂れ込めて、時折雨が落ちてくるという一日でした。
ところで、昨日の13日、内閣府が発表した景気判断~正確にいうと「景気動向指数からみた国内景気の基調判断」というそうですが、新聞やテレビニュースはこんな長い用語は使わずに「景気判断」で済ましています~が、約6年ぶりに「悪化」となりました。
日本の場合、現在では輸出が占める影響はそれほど大きくはない、と言われています。ですので、現在世界的に注目されている米中の貿易協議、協議が整わずに、アメリカが中国の輸出品に25%の関税をかければ、その報復に中国もアメリカの輸出品に25%、というのは、もちろん影響が無い、とは言えないでしょうが、直接日本経済に与える影響は大きくない。やはり、景気が後退しているというその主役は「内需」ということになるでしょう。
その内需に大きく影響するといえば、秋に予定されている消費税の10%への増税ですね。夏にかけて駆け込み需要が発生しても、今年の秋から国内需要は大きく減るでしょう。今年は夏に半数改選の参議院議員選挙があるのですが、景気が後退していく中で、与党は選挙を戦えるでしょうかね。
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