逆噴射
こんばんは、チェスです。
水曜日の東京、昨日の荒れたお天気はすっかり回復して、初夏らしく気温も上がった一日になりました。これから週末にかけて、暑い日が来るという予報になっています。今度は熱中症に要注意ですね。
つい先日、5月20日かな?、元F1レーサーで、F1の年間チャンピオンに3回輝いたという名ドライバーのニキ・ラウダさんが亡くなったというニュースがNHKの昼のニュースで報じられていました。
勿論、そのニュースは正確なのですが、この方の功績として、ご自身の航空会社であるラウダ航空が運航していたジェット機の墜落事故への、執念の原因究明が上げられます。ラウダ航空004便の墜落事故ですね。
大惨事だったわけですが、事故原因はスラストリバーサー(逆噴射装置)が動作したことにより揚力を失い、空中分解したものと言われています。
逆噴射装置というのは、ジェット機が着陸した時に使用する装置で、着陸後の航空機の減速には欠かすことができない機械ですが、万一こいつが飛行中に動いてしまうと、上記の如くの墜落事故に繋がるのは自明です。
かつては日航機の機長が、羽田着陸前にこいつを動作させて、日航機を海に落としたという事件もありましたね。
ラウダさんはボーイングに乗り込み、この事故原因究明に頑張った。そのおかげで、ジェット機はより安全なものとなった。これを我々は忘れてはならないです。
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