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ブラックホール

 こんばんは、チェスです。

 M87銀河の中心部にあると言われていた超巨大質量のブラックホールが、複数の電波望遠鏡を用いて結合させるという観測手段(イベントホライズンテレスコープ)によって撮影されたという写真が公開されていましたね。

 そもそも、ブラックホールというのは理論的には予測されていたのですが、かつては観測手段が限られておりましたからブラックホールそのものを観測するのは不可能では?と言われておりました。ブラックホールそのものから光(というのは電磁波の一部の波長ですけど)が出ないのだから、観測のしようがない。
 ただ、ブラックホールの近傍にある星からブラックホールに向けてジェットが伸びているとか、まあそういった間接的な証拠で、このあたりにはブラックホールがあるに違いない、というアプローチでした。

 しかし、我々人類は宇宙空間に望遠鏡を持ち出すとか、紫外線やX線も観測できる衛星を打ち上げるとか、上に書いた様に物凄く長いベースラインを持った電波干渉計による観測をするとか、とにかく実際の観測手段が増えて、理論物理学を補強できるようになってきた。その大きな成果の一つが、ドーナツの如きブラックホールの姿というわけです。いままでは、ごく小さな窓を通してしか宇宙を見ていなかったのが、どんどん広く大きな窓によって宇宙を見ることで、これまでの理論物理学に更なる知見を与えてくれることでしょう。

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