まずは無事に【はやぶさ2】
こんばんは、チェスです。
週末金曜日、薄雲はあるものの、東京は気温が上がって春らしいお天気でした。風も少し強く、この点も春らしいといえるかも知れません。
さて、昨日の記事に書きました様に、いよいよリュウグウでのはやぶさ2は人工クレーター生成実験に入りました。現在までのJAXAからの発表では、衝突装置の分離、はやぶさ2の退避、はやぶさ2の無事は確認されている模様です。
問題は、衝突装置の作動によりリュウグウ表面に人工のクレーターを生成することができたかどうか?という肝心の点なのですが、この確認はもうちょい時間がかかります。
衝突装置が動作しているかをはやぶさ2が直接観測しようとすれば、衝突装置の動作で飛散してきた破片ではやぶさ2が損傷するリスクがある。そのため、衝突装置の動作を観測するために、DCAM3というカメラを分離して、これによって観測することになっています。DCAM3の観測画像のデータを受信することができれば、クレーターの生成がなされたかが判明することでしょう。
クレーターが上手いことできたとして、このクレーターの内側にはやぶさ2がタッチダウンすれば、リュウグウの内部物質を採取できる可能性がある。但し、クレーターの内側に無理に降ろして、はやぶさ2が初代の様に危険なことになってしまっては元も子も無いですから、ここは慎重に行く必要がありますね。
まだまだ、一山も二山もありますね。
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