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山形県民歌「最上川」

 こんばんは、チェスです。

 日曜日の東京、昼間は昨日の続きで風が強く、洗濯物が飛ばされそうになりました。日差しは強く、残暑は厳しいと思いましたが、朝晩は確実に秋の気配がありますね。

 ところで、大抵の地方公共団体には「歌」がありまして、東京23区も(おそらく)全ての区に「〇〇区の歌」があると思います。慣れ親しんだのは勿論台東区の歌で、歌詞は中々格調が高く、メロディーの方は元気の良い~親しみやすいと言えばいいのか~ものになっています。小生はこの台東区の歌が結構好きで、カラオケがあったら歌いたいと思っている程です。(さすがにカラオケは無いと思う)

 山形県の県民歌も、極めて有名な「最上川」という歌が制定されておりまして、こちらはyoutubeで聴くことができます。
 昭和天皇が皇太子の時に作られた歌「広き野をながれゆけども最上川うみに入るまでにごらざりけり」が元になっていて、この歌に東京音楽学校(現在の東京芸術大学)の教授をしていた島崎赤太郎が曲をつけています。
 曲にするにあたって、メロディーを乗せないといけませんから、「最上川」と「にごらざりけり」はリフレインして全体の調子を整えています。

 しかし、色々調べてみると、この「最上川」は随分と紆余曲折があって、今の県民歌になっているんですね。

 曲ができたのは随分古く、ですから歴史があるのですが、太平洋戦争の敗戦とともにGHQが「演奏してはダメ」みたいな命令をだしてきた歌があったことから、山形県は今はやりの「忖度」をしたのか、この曲の演奏を自粛してしまった。で、それでは県民歌が無いというのはまずい、ということで新しい県民歌を作ったのですが、どうもこれがあまり県民にはなじまなかった。

 そうこうしているうちに、「最上川」を自粛する必要もなくなった時代になり、昭和57年に目出度く正式に「最上川」は県民歌としての地位を取り戻したのだそうです。何しろ作詞は昭和天皇ですから、格調高いも低いも無い。ケチの付けようがありません。新しい県民歌を作った方にはお気の毒でしたが、小生はこの曲が返り咲いて良かったと思います。

 ちなみに、都民の公募で作られた東京都歌は、題名のない音楽会でさかなにされてしまったくらい、都民は誰も知りません。

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