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東京都歌のこと

 こんばんは、チェスです。

 週明けの月曜日、昼間は何とか曇り空で持ち堪えていたのですが、夕方になってとうとう雨が落ちてきてしまいました。
 どうもこの雨は明日にかけて酷くなるらしいです。

 ところで、昨日の記事の続きです。「題名のない音楽会」でさかなにされたという「東京都歌」ですが、題名のない音楽会がどんな風にさかなにしたのか、というと、初代司会者の黛敏郎さんらしいといいますか、番組の冒頭でこの東京都歌を歌無しでオーケストラに演奏させて、会場(当時は渋谷公会堂)の聴衆に「さて、この曲は何というか、ご存知の方?」と手を上げさせた。で、会場はシーンとして、誰もわからない。暫くしてやっと一人の女性が答えたので、黛さんが「良かった、東京都民が一人いらっしゃいました」と言ったと。

 昨日ご紹介した「最上川」が大変に歴史のある、しかも格調高い曲であるのに対して、東京都歌の方は戦後間も無くの昭和22年に作られたものです。作詞作曲は共に公募で、小生が思うにそれがよろしくなかったのではと思いますが、そうした時代を反映してか、詩の内容も曲調も、なにやら労働組合が景気づけに歌うような感じなんです。
 勿論当時は、戦後の日本は、我々、首都東京が先頭にたって復興していかなければ、という意気込みがあって、それはそれで良かったのでしょうが、やはり今となってはどうもこれは演奏されないし、歌われないでしょうな、と思わざるを得ない。

 県民歌などは概ね故郷の誇るべき山河を織り込んでいる内容が多く、それなら普遍性があって少々のことでは古びませんが、現行の東京都歌は、演奏機会が全く無いという状況で、どうして新しい歌を作ろうという機運が出て来ないか?
 昨日の記事に書いた「台東区の歌」は、小生の場合、小学校の時に校歌と共に歌わされましたから、今でも歌詞もメロディーも出てきますし、実際良い曲だと思います。それに反して東京都歌はあまりにも情けない。元号は変わるし、東京でオリンピックを開催するので、次回は公募は止めて、これぞという東京の作詞家、作曲家に委嘱してはどうでしょうか。是非!

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