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佐藤大輔さん逝去

 こんばんは、チェスです。

 週明けの東京は、日曜日の雨が更に降り続いて朝から雨、に加えて北寄りの風が非常強く、寒かったです。
 暫くぶりで、コートにマフラー、手袋という耐寒装備で出社いたしました。
 雨は午後には上がりましたので、傘の置き忘れが多かったかもしれません。

 ところで、作家の佐藤大輔さんが3月22日に亡くなっていた、というニュースがネットに流れました。

 てっきり、小生より少し歳上位の人なんだろうと思い込んでいたので、52歳という年齡に驚きました。
 軍事系のSF、というと架空戦記という括りになってしまうのでしょうが、それに限らず遠い未来のSFとか、ファンタジー系なども手がけられておりました。とは言え、小説家になる前にはウォー・シミュレーション・ゲームのゲームデザイナーをやっていた(このあたりのことは「真珠湾の暁」に詳しい)という経歴から、やはり歴史改変もの小説がこの方の看板と言ってよろしいと思います。
 大作「レッドサン・ブラッククロス」(RSBCと略されていました)は、当初出版されていた徳間書店がこの手の小説から撤退してしまったので、中央公論新社に移り、ここの中公ノベルズから続きが4冊ほどかな、出版されたのですが、結局このシリーズも他と同様に未完に終わってしまいました。

 シリーズものとしては、唯一完結したのが、「征途」で、これは上中下の3巻ものですが、太平洋戦争の終盤、レイテ沖海戦が連合艦隊の戦術的勝利に終わったことで、米国の原爆開発が遅れ、それによってソ連の参戦による介入が大きくなり、結果北海道の半分はソ連が占領、日本は分断国家となってしまいます。

 本格SFとしては、「地球連邦の興亡」がありました。これも未完。

 この方の独特の表現やキャラクターの口調などが「佐藤節」と言われ、これがファンの心を掴んでいたことはあるのではないかと思います。小生も、佐藤節が好きで上記の3シリーズは読みました。他に単発もの小説を何冊か読みましたね。大変な遅筆で、読者をうんざりさせたことは確かなれど、もうこれで未完のシリーズは永遠に続きが出ないことになってしまい、覚悟はしていたものの残念であります。ご冥福をお祈りします。
 

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