この世界の片隅で
こんばんは、チェスです。
日曜日の東京、良く晴れてはいたのですが、北風強く、体感的にはかなり寒かったです。
カミさんと2人で小生の実家に顔を出し、そのまま4人でお昼を食べて、亀有アリオへ車で送って貰いました。
カミさんの眼鏡の具合が悪かったのを直してもらって、この映画館で一日1回だけ上映している「この世界の片隅で」を観てきました。
アニメ映画なんですが、大変丁寧な作りの良い映画でした。時代背景は太平洋戦争中と、最後の方で敗戦直後という感じ。舞台は広島県の呉です。呉というのは、戦争中海軍鎮守府が置かれ、連合艦隊の艦船の根拠地でもあり、軍需工場なども置かれていた、海軍の街でありました。
この街に嫁いできた、一人の女性の人生を描いた作品、と言えるかと思います。
時代背景と場所から、当然の様に戦争と、やがて広島に投下される原爆を描かない訳にはいきませんが、しかし反戦映画かというと、そういった作りにはなっていない。昭和17年~20年というこの年代当時の生活が、淡々と丁寧に描かれていきます。そして運命の8月6日が、ひたひたと迫ってくる。主人公の女性の実家は広島です。まあ、あまり書くと映画をこれから観る方にとってはマズいことになりますから、これ以上は書きませんが、見終わって素直に感動しました。上映館はあまり多くないそうですが、是非皆さまには劇場に足を運ばれることをお勧めいたします。観て損は無いです。
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