俳句に何を詠むか
こんばんは、チェスです。
水曜日の東京、寒くなってはきましたが、概ね冬晴れの一日でした。
ところで、始めて2年ばかり経過した俳句ですが、夏頃は結社の先生に褒められたり、先生の選に毎回入ったり、と好調ぶりが続いていたのでありますが、昨年の秋が終わって冬に入るあたりから、それまでの勢いはどこへやら、めっきり先生の選から漏れるようになってしまいました。
句会の同人、ヴェテランに訊いてみると「そういうのはよくあること。最初は作る俳句も新鮮だから句会でも点が入るし、基本的なことがわかれば伸びる。ところがあるところまでいくと、色々勉強した結果、俳句の形が先人の句に似てきてしまう。そうすると、当初の新鮮な感じは失われてしまう。よくそういう状態を『踊り場』とかいうよ。」
ということでした。
考えてみると、毎日の生活の中で俳句の題材を見つけようとしても、それは中々苦しい。取材対象も決まっているし、「なんだか何時か作った様なのになってしまう」と思ってしまいます。何でも俳句の対象たりうる、とは言っても、やはり吟行に行くなどして取材の幅を広げないといけませんね。
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