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小さいことは、良いことか?

 こんばんは、チェスです。

 週末金曜日の東京は、大寒波の襲来にも関らず、概ね晴れ・・の筈でしたが、午後は時折雲が張り出してきて、パラパラと小雨が落ちて来るような瞬間もあった様です。ただ全体としてはお天気の崩れという程ではなかったです。

 明日~明後日は、大学入試センター試験が行われます。そのあたりでの大寒波の襲来というのは、東京の会場でセンター試験を受ける人は兎も角として、北関東から北の地方と、日本海側の地域で受ける人は、交通の乱れに要注意とうことになります。まあ、小生如きが言うまでも無く、警戒されているとは思います。

 ところで、今月11日に技術実証として打ち上げる予定であった、JAXAの超小型ロケットですが、明日の14日も打ち上げに必要な天候の条件を満足しない、ということで、打ち上げは無いという発表がJAXAからございました。おそらくですが、上空の風が強いのだろうと思います。

 技術実証のために打ち上げられる超小型ロケットですが、人工衛星の打ち上げに成功した場合には、その打ち上げ用ロケットは世界最小という記録を作ることになるそうです。このロケットはSS-520-4号機というのですが、元々のSS-520というのは「観測ロケット」と呼ばれているもので、高層まで観測機材を運搬し、落下の過程で必要な観測を行うためのロケットです。ベースとなっているロケットであっても、人工衛星が飛んでいる高度まで物を運ぶことはできる。できるのですが、その物を人工衛星にするためには、必要な高度まで運んだ後に、地球の縁に沿う方向で~分かりやすく言ってしまえば、水平方向へ~必要な速度をかけなくてはいけません。この速度のことを第一宇宙速度と言いますが、この速度が足りないと、地球を回ることができずに落下してしまいます。(言い方を変えれば、人工衛星というのは地球の縁に向かって「落ち続けている」とも言える。)オリジナルのSS-520では、必要な速度が得られないので、第3段と第4段を追加して、第一宇宙速度を得られる様にしているということです。これができる能力を持ったロケットとしては、成功すれば世界で最小、というわけ。

 尤も、SS-520-4号機以前の「最小ロケット」のレコードも、日本が持っていて、それは日本で最初の人工衛星を打ち上げたL-4Sロケットです。このロケットは日本で最初の人工衛星の打ち上げに成功したという記念すべきロケットですので、上野の科学博物館で見ることができます。
 さて、冬場の厳しいお天気の中、SS-520-4号機は無事に衛星を軌道に投入し、「人工衛星打ち上げロケットとしては世界最小」のレコードを更新できるでしょうか。

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