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ジュノー

 こんばんは、チェスです。

 水曜日、午前中は結構雲の厚い、曇り空の東京でありましたが、夕方近くになって青空が広がってきました。

 昨日の5日、NASAの木星探査機「ジュノー」が5年間の太陽系内飛行を経て、木星の極軌道への投入に成功した、という報道がありました。
 極軌道というのは、南北両極の上空を周回する軌道のことです。NASAによると、木星から5千キロ程度まで接近する軌道に投入されたそうで、これはかなりの至近距離と言ってよいです。そんな距離からの木星の北極や南極の画像が送られてくるというのですから、こいつはもうドキドキものですね。
 そして、今までのNASAの木星以遠の無人探査機の場合、探査機を賄う電力は原子力電池に頼っておりました。パイオニアしかり、ボイジャーしかり、この間とうとう冥王星をフライバイしたニューホライズンしかりです。これは木星以遠となりますと、太陽光エネルギーが著しく小さくなってしまうためで、まあ仕方ないのですね。
 ところが今回のジュノーは木星周回軌道への投入にもかかわらず、太陽電池パネルを使っている。たぶん太陽電池の性能が良くなったというのもあるのでしょうが、3枚のものすごく大きな太陽電池パネルを搭載したのだと。3枚の太陽電池パネルを展開すると、テニスコート1枚分くらいの面積になるというから凄い。

 そして、木星という大変大質量の惑星の周回軌道にうまいこと逆噴射をかけて投入するというのは、さすがにNASAですね。こういう深宇宙探査というのは、アメリカに匹敵する技術を持つ国は無いと言って良いでしょう。残念ながらJAXAはあと20年位しないと、木星への探査機の打ち上げは無理なのではないかな。

 ちなみに「ジュノー」というのは、木星=ローマ神話の神様「ジュピター」の奥さんの名前です。

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