俳句のおけいこ
こんばんは、チェスです。
週明けの月曜日、道路は濡れていましたが朝は雨は止んでおりました。但し大気の状態が不安定ということで、傘を持っての出社となりました。
一昨日、土曜日のことですが、「日本一のミートソース」を食べた後、実家へ行き、ちょっと暑かったのではありますが、母親を誘い出してうちのカミさんと3人で図書館へと行きました。
図書館というのは半分は口実で、母親に外出させて少し運動させようと思いまして。
折角図書館に来たので、俳句関係の本でも読んで帰るか、と思って書棚を眺めていたら、「俳句のおけいこ」という目を引くタイトルがあった。ジャック・スタムというドイツ生まれのアメリカ人が著者で、江國滋さんが監修しているようです。この作者は、コロンビア大学で日本文学を学んだというので、素養はあったのでしょうが、マッカーサー占領軍の一員として日本に来た後、コピーライター、詩人など活動している傍ら、俳句に惚れ込んだらしい。江國さんも、在りし日のスタムさんとの俳句の交流を本の中で書いている。
日本語で俳句を作ったことだけで十分凄いが、この人は同時に英語でも同じ俳句を詠んでいる。日英の句集になっているのですね。
スタムさんの代表句
梅咲いてまたひととせの異国かな
1年の感慨を「梅」という季語の斡旋で詠んでいるところが凄い。
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