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原発事故解説

 こんばんは、チェスです。

 今日のニュースで、政府は福島第1原発の事故を国際原子力機関が定める国際原子力事故評価尺度のレベル7に引き上げると発表しました。
 過去の原発の事故として、アメリカのスリーマイル島原発の事故や、旧ソ連のチェルノブイリ原発の事故が有名ですが、「レベル7」に相当する事故というのは過去チェルノブイリ原発事故しか無いのですよね。
 今回の福島第1原発事故が、チェルノブイリ原発と同じレベルとなると、こいつはやはり相当に深刻であり、最終的に終息させるまでに相当の時間と費用がかかり、原発周辺の住民への影響は長期間にわたるということを正式に政府が認めたということになると思います。

 エライことですよね。

 小生含め、科学技術に興味や関心はあっても、原子炉の構造や原理、原子力発電所の安全対策などについてよーく理解している、という人間は、日本人に1%もいないと思います。が、この1ヵ月というもの、福島第1原発に関するニュースが無い日は無い、と言ってもよく、「炉心溶融」「緊急冷却」「冷却水」「電源喪失」「再臨界」「燃料棒」「水素爆発」「圧力容器」「格納容器」「原子炉建屋」「ヨウ素131」「セシウム134/137」「シーベルト」「ベクレル」・・・こうした用語が出てくるたびに、「それってどういうこと?」とまたネットを彷徨ったり、Wikipediaに頼ったりしたものです。
 何せこうした事故ですからして、我々は「事実」のみを聞かされてもそれを理解できない。ですからマスメディア、特にテレビのニュース解説では、当然にこうしたニュースを報じる上で、学者など専門家がやってきて、「事実」を報せるアナウンサーやキャスターの傍らで、その「事実」を噛み砕いて解説してくれるのですが、この解説がまた、しゃべる専門家によってはわかりにくいし、靴の上から掻いている感じをぬぐえない。

 小生は思うのですが、マスメディアに呼ばれて解説する専門家の多くは、大学の先生や研究者ですよね。ですけれども、国の管理監督下にあった大学だと、国策である原発に批判的な学者は、まずもっていないでしょうし、私立大学であっても学生の有力な就職先の多くが電力会社や原発施設のメーカーなどであれば、やはり批判的な学者はいないでしょう。
 そうであれば、テレビのニュースで聴く「専門家の解説」には、実は原発に批判的なスタンスによるものは無い、と考えても間違い無いのではあるまいか、と思います。専門家の解説が、どうにも歯切れが悪く、すっきりしないというのは、無論情報という事実が少なく、判断が難しいという現状も去ることながら「批判的なもの言いができない」という彼らの立場も大きいのでは?

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