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1ヵ月前のあの日

 こんばんは、チェスです。

 東京の桜は、早くも散り始めていますね。早く咲いてしまった木は葉桜になっているのもある。
 昼休みに勤務先の会社の近くの隅田川沿いに行ってみると、未だ十分に見頃ではありました。

 が、今日はどうも前線の通過があるようで、夕方に近くなって雲が押し寄せ、雷も鳴る始末。雨の降り具合によっては桜はお仕舞いになってしまうかな。などと暢気に構えていたら、夕方にまた大きな余震と思われる奴が来ました。1ヵ月経っても落ち着きませんね。

 東北地方太平洋側3県(岩手、宮城、福島)を始め、東日本各地に大きな被害をもたらし、今尚余震が続く「東北地方太平洋沖地震」が発生して、丁度1ヵ月が過ぎました。死者・行方不明者の数を合わせると3万人に近く、この数の命がほんの数日の間に失われたと思いますと、粛然とせざるを得ません。
 まだ記憶に新しいのですが、3月11日の当日の時のことは、小生自身も混乱してブログの記事にはあまり詳細には書いていませんね。備忘録になってしまいますが、振り返ってみようと思います。

 地震発生時、小生はいつものように勤務先の会社の事務室にいました。その時部屋には小生含め3人しかいませんでしたが、激しい揺れに部屋を飛び出すと、机の上に積んであった書類の山が脆くも崩れ、壁際の棚からファイルやバインダー類が大量に落ちてきました。一旦は部屋に戻ったものの、更に余震が続いたためかなり怖い思いをしました。机の上のパソコンは無事だったので、インターネットを見ると、気象庁から「大津波警報」が発令されています。「大津波警報」なんて初めて見ましたが、正直半信半疑でしたね。

 同僚の携帯電話のワンセグテレビ画面には、確かに恐ろしい津波の様子が報じられており、どうもこいつは只事ではない、とわかりました。会社からは、定時前でも帰宅指示が出ました。
 とは言っても、ニュースは首都圏の鉄道は全て運転を見合わせている、と報じており、運転再開の目途はついていない、とも言っていました。帰宅指示が出ても帰り様がありません。

 夕方6時頃まで会社に残って情報を集めていましたが、電車の運行再開はどうも絶望的とわかりました。が、路線バスは動いている様だ。小生の勤務先の会社は、東京の北のはずれ、王子というところにありますが、王子から綾瀬へと向かうバスはありません。が、地下鉄千代田線の1つ手前の北千住と、JR常磐線の1つ先の亀有へ行くバスがあります。とにかく、このどちらかのバスに乗ってできるだけ近くまで行くしかないと考えて、バス停で待つも、道路が渋滞しているためかバスが中々来ない。30分は遅れてやってきたバスは満員で乗れないのです。どれだけ待っていてもこれでは乗れる見込みは無い。と歩いて帰る決心をします。

 隅田川を渡り、やがて荒川放水路の堤防沿いに出ます。南を指して歩きますが、堤防の上なので風が吹きさらしで非常に寒い。とにかく荒川放水路を渡らないと足立区へ行けないので、扇大橋を渡ります。荒川放水路の足立区側の上には首都高速が通っていますが、見たところ一台の車も走っていません。時折赤色回転灯の警察車輌が走るのみです。
 扇大橋を渡ったはいいけれど、その道を真っ直ぐ行ったのでは方向違いです。コンビニを見つけて入り、トイレを借りてから橋の方向へと戻って、南へと進路を取って歩きました。イメージとして荒川放水路に沿って東へ歩いているつもりだったのですが、足立区の見知らぬ街中へ入り込んでしまい、道に迷ってしまいました。こいつはまずい、どこかで広い道に出ないと、と思ってバスが走る道を見つけて、バスの行く先表示から東武鉄道の西新井駅方向とあたりをつけ、環状七号線から西新井駅へと出ることに。後で地図を見ると、綾瀬とは反対方向へ歩いてしまったことになります。

 西新井駅からは足立区のコミュニティーバスが綾瀬へと走っているはずだが・・と思ったのですが、その停留所を見つけられず、止む無く西新井から南東方向へと歩くことにしました。西新井の駅には電車が止まっていましたが、プラットフォームは無人で不思議な光景でした。
 梅島の駅の近くを過ぎ、五反野の駅を通過すると、どうやら道に迷うこともないだろうと思い、少し安心。
 綾瀬の東京武道館の南へ出る道と思われる道路には、たくさんの歩いて帰宅する人々の列がありました。亀有、金町方向へ帰る皆さんでしょうか。綾瀬川を渡り、やがて見慣れた東綾瀬公園に着いた時にはすっかり腰が痛くなり、よろよろと帰りつきました。

 丸の内に会社のあるカミさんは、とりあえず鳥越の小生の実家へ向かわせて、鳥越から弟に車で送ってもらいましたが、大渋滞に嵌って帰宅は夜中の2時30分になりました。

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