水騒動
こんばんは、チェスです。
あれは10日くらい前の事だったでしょうか。東京の大部分の上水道へ水を供給している、葛飾区の金町浄水場で、放射性物質のヨウ素131が暫定基準値を超えて検出され、1歳未満の乳児には水道水を使ったミルクを飲ませない様にという指示があり、乳児のいる家庭には東京都からペットボトル入りのミネラルウォーターを無料配布する、という騒ぎになりました。
乳児以上の子供や大人は特に問題ないと言われていたにも関わらず、しかもこの数値はすぐに下がって暫定基準値を下回ったにも関わらず、街中で売られていたミネラルウォーターは悉く売り切れてしまいました。
毎朝のコーヒーを入れる時には、水道水ではなくてペットボトル入りのお水を使っているために、2日に1回位の割合でお水を買っていた小生としては、これは誠に困った事態になりました。
スーパーなどでも、開店してペットボトル入りお水が真っ先に売れてしまうため、夕方にのこのこと出かけても当然お水の棚は空なのです。
今日は日曜日ですから、小生もスーパー開店の時間に行くことができます。
それで、朝10時の開店に出撃してみましたよ。
開店直後にも関わらず、地下の食品売り場が夕方の如き混雑で、びっくりです。
多くの人が、「南アルプスの天然水」を籠に入れていましたから、おお、売っているのかと探したのですが、どうしても見つからない。
いつもは「セブンアンドプレミアム」のブランドのお水を売っている棚には、見慣れないブランドのペットボトルのお水が置いてありましたが、こいつがどうもあまり売れていない。それもそのはず、2リットル入りの一本が298円もするのです。いつもはドラッグストアで88円で買っていますから、実に3倍以上の高値です。あまりに高いので、止めようかと思いましたが、今日はそもそもお水を買いに来たので、やむを得ず買いましたよ。しかし、こいつは異常事態ですよね。
なんだってみんな、そんなに東京都の水道水を信用していないのか。毎朝のコーヒー用に買っていた人間は困っているのだぞ。
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