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こういうときが危ない

 こんばんは、チェスです。

 米国の議会において、中間選挙でオバマ大統領率いる民主党が共和党に大きく負けてしまいました。何でも、「歴史的敗戦」なんだそうです。今年の日本の参議院議員選挙でも、政権与党の民主党は大きく議席を減らしましたが、日米共に与党民主党は政権運営が難しくなりましたね。

 小泉元首相以降の日本の総理大臣は、約1年くらいでどんどん交替してしまっています。

 その間、日本の景気は良くならず、株価も低迷したままです。安倍-福田-麻生と総理を変えた自民党政権に嫌気がさした有権者は、昨年ついに民主党に政権を任せる気になり、鳩山総理誕生。
 ところが、民主党政権になっても景気も株価も回復しないばかりか、沖縄普天間基地問題でアメリカとの関係がこじれてしまいました。
 日本国全体に、大きく何やら閉塞感のようなものが漂っています。
 現在の菅内閣への支持率も、一時期こそ上がっていましたが、今また急降下しています。

 こうした状況で、世論調査を行い、「総理大臣に求めるもの」には必ずといっていいほど「強力なリーダーシップ」という項目が上位に上がってきます。
 しかし、実はこうした状況というのは、かなり危ないのですね。「強力なリーダーシップ」を持つには持っているけれども、それが日本のためになるかどうかはわからないのです。「強力なリーダーシップ」を持つ人が総理大臣になるということは、我が国の舵取りがある特定個人の資質に大きく依存してしまうという危うさを秘めている。
 勿論、議会制民主主義である我が国は、制度上独裁政権などというものの実現を許さないと思いますが、アドルフ・ヒトラーという独裁者は、民主的な制度から生まれたのだという歴史を忘れてはいけません。

 総理大臣に求められるべきは、有能な人材を見抜く力と、その人材を適材適所に活用する力であって、強力なリーダーシップは最重要とは言えないのではないでしょうか。企業の社長みたいですけれど、その程度の凡庸なことが寧ろ大事なのでは?

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