ジャイアン
こんばんは、チェスです。
3週間ほど前、会社の日帰り行事バスツアーに参加した時のこと。
我々が乗車した1号車のバスのバスガイドさんは、大層気が利いて、客受けが良い方でした。逆に2号車の方はダメだったみたいなんですが、それは置いておきます。
その時の記事にも書いたかと思いますが、当日のバスツアーは行きも帰りも高速道路が大渋滞して、バスの乗車時間が長かったです。
で、「こんなこともあろうかと」と、小さな子供向けにバスガイドさんはアニメのDVDを用意しておいてくれたのですね。往きの行程で再生してくれたのが、ドラえもんの映画シリーズ「のび太とふしぎ風使い」。
かなり昔の映画なので、ドラえもんのファンでも忘れてしまった方も多いかもしれません。
「小さなお子様向け」に上映してくれたのですが、何せバスの中でヒマなので、小生もついつい見てしまいました。
でもって、ま、ドラえもんの感動大作映画なのですが、見終わって、どうも違和感というか、何か違う、と思ってしまう。ジャイアンというキャラクターの描き方が、それなんですね。
ジャイアンというのは、言うまでもありませんが、身体大きく力は強く、自分中心に世の中回ると思っている、絵に描いた様な「いじめっこ」キャラという存在です。少なくともマンガの原作や普通の単発アニメではそのように描かれています。
が、この映画では、「なにそれ?」みたいな大活躍なんです。ピンチになったのび太やドラえもんを助けるために、もう孤軍奮闘します。クライマックスでは、ジャイアンの撃つ空気砲で決着だ。
ここまで180度違う描かれ方をするキャラというのも、なかなか・・
この映画は、ジャイアンのためのストーリーと言っても良いくらい。ドラえもんの道具も霞んでしまう。
ただ、他のドラえもんの長編を全て観ている訳ではないので、一概にはいえないのですが、どうも長編映画に登場するジャイアンは、日常的なジャイアンとは概ね「別人物」くらいな描かれ方をしているようです。
考えてみると長編においてもなお、キャラが同じでは、ジャイアンの活かし所がありませんものね。
ドラえもん長編映画のジャイアンを見ると、普段はさっぱりだけど、非常時には働く、「やる時はやる!」という男らしさを感じてしまうのであります。
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