亡き王女のためのパヴァーヌ
こんばんは、チェスです。
昨日の記事に書きました様に、金曜日の夜は中目黒まで行ってきました。
ホルン奏者の東谷慶太さんのライヴを聴くためです。
小生はオーケストラを聴くのが好きですが、オーケストラでは金管楽器は壇の上の方に並んでいますよね。その面々の中で、概ね、客席からステージを見て左の方に4人くらいで固まっているのが、フレンチホルンですね。あれ。
東谷さんは、ウチのカミさんが昔勤務していた会社の同僚にして今もお付き合いのある友人の従姉妹にあたるという方です。大阪が活動拠点だったのですが、今年の3月に初めて東京でライヴをされたのだそうです。
今回の会場は、3月に行った青山のマンダラに比べると、だいぶこじんまりとしたカフェという感じ。
聴衆も20数人というあたりでしょうか。
フレンチホルンを吹く東谷さんの他に、
キーボード:深町純さん
ベースギター:竹田弘樹さん
ドラム:堀越彰さん
という4人のメンバーによるセッションでした。
私とカミさんは、お店の道路側にあった2人掛けのソファーに座り、ライヴを楽しみました。
丁度目の前で堀越さんがドラムを叩きまくっていて、その迫力に圧倒されました。
3月の時にも演奏された曲も再登場したのですが、今回の方がよりこなれた感じ。
そして今回は、クラシックが1曲登場しました。
モーリス・ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」という曲です。オーケストラのコンサートでは時々アンコールなんかで演奏されますね。元はピアノ曲なのだそうです。
ラヴェルらしい繊細な美しいメロディーが特徴です。
このメロディーをホルンで吹かれました。前回も感じたのですが、ちょっとアルト・サキソフォーンを思わせる甘い響きが、ラヴェルに合っています。
今回はちゃんと最後まで聴くことができ、大変楽しみました。
東谷慶太さんの今後のご活躍に、大変期待いたします。
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