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はやぶさ、もうひと踏ん張り!

 こんばんは、チェスです。

 JAXAからの発表によりますと、小惑星イトカワからの帰還途上にある探査機「はやぶさ」は、現在地球引力圏内に到達する軌道に乗せることに成功したとのことです。

 次なる目標は、月軌道半径の内側に到達する軌道、そして、地球近傍に到達する軌道に乗れば、今年の6月には無事に地球帰還、そして大気圏突入、オーストラリアのウーメラ砂漠へパラシュート降下ですね。

 姿勢制御装置であるリアクションホイールの故障、化学ロケットエンジンの燃料漏れと制御不能、通信途絶、通信が復活した後も、頼みの綱のキセノンイオンエンジンの故障、と、この小さな無人探査機は、今や正に「満身創痍」という状態です。
 にもかかわらず、JAXAのはやぶさのプロジェクトチームのメンバーの皆さんは、諦めませんでした。

 このあたりは、火星を目指して打ち上げられながらも、トラブル発生のため結果として火星周回軌道投入ができなかったはやぶさの先輩「のぞみ」の経験が活きている、と言えるのかもしれません。
 何せ、何かトラブルが発生しても、「ちょっと直しに行ってくる」という距離ではないのです。地球の低い軌道を飛ぶ人工衛星なら、スペースシャトルに捕捉してもらって修理するということもできましょうが(実際、ハッブル・スペーステレスコープはシャトルで修理しましたよね)はやぶさはとんでもない遠距離を飛行しているのですから、単に通信するだけでも時間がかかります。で、はやぶさには自分で何とかするという「自律システム」が搭載されていまして、実際イトカワの探査にはこれが大いにモノを言いました。

 ただ、現在の状況は、「どうにかして地球に帰る軌道に乗せるため、懸命にイオンエンジンを動かしている」という綱渡り状態。あと、もうひと踏ん張り、必ず帰ってこいよ、「はやぶさ」。

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