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ソユーズ宇宙船

 こんばんは、チェスです。

 一昨日の記事で書きました「茨城空港」なんですけれども、機動的というか、さすがというか、伸びる会社の経営者はやはり違う、と唸ってしまいましたね。
 格安旅行でお馴染みのHISが、来年のゴールデンウィークの期間に、この茨城空港からチャーター便を最大20便飛ばすのだそうです。

 もっとも、これからこのチャーター便を使うツアーを売り出すそうなので、もしお客さんが集まらなければ赤字になってしまい、実際に飛ぶかどうかわかりませんよね。

 飛ぶ、と言えば、来週の週明け早々に、国際宇宙ステーションへの長期滞在宇宙飛行士としては日本人として2人目になる野口聡一飛行士が、バイコヌール宇宙基地からソユーズ宇宙船で飛び立ちます。

 ロシアの、このソユーズ宇宙船。

 ロシアが、未だソビエト連邦と言われていた時、アメリカ合衆国と熾烈な宇宙開発競争を戦うべく(そしてロシア人を月に送るべく)開発された宇宙船です。
 このソユーズ宇宙船が登場後、ソ連は崩壊、ロシアになり、世界の冷戦構造は無くなって、宇宙開発は競争から国際協力の時代になりました。
 登場から現在まで40年以上が経過して、その間絶え間なく改良が続けられ、今なお現役で活躍しているという息の長い宇宙船です。いや、アメリカのスペースシャトルが近いうちに退役することが決まっている以上、国際宇宙ステーションへの人間の輸送手段は唯一ソユーズのみ、ということになり、その存在感、重要性は更に高まるばかりです。
 しかも、宇宙ステーションには常時ソユーズ宇宙船が係留されていて、万一の場合には宇宙ステーションの乗員は、係留しているソユーズ宇宙船に乗って地球に戻るという、非常手段になっています。
 ソユーズ宇宙船が運用されてきた現在までには、事故により飛行士の命が失われたこともありましたが、そうした事故の度に改良が施され、今ではスペースシャトルを凌ぐ高い安全性と信頼性を確保しています。
 勿論、大きなペイロードを有するスペースシャトルが無ければ宇宙ステーションの建設は困難であったでしょうし、軌道上で独立して実験を行なったり、大きなペイロードを活かして衛星を回収したりといった、スペースシャトルでなければできない任務は多く、ソユーズ宇宙船と単純比較できるものではありません。
 が、人を安全確実に軌道上へ送るという手段を提供する上では、ソユーズ宇宙船は今や最も頼りになる存在と言っても差し支えないでしょう。

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