« 国会論戦スタート | トップページ | 風呂掃除 »

更新料についての高裁判決

 こんばんは、チェスです。

 今日、大阪高裁で、賃貸借契約の更新に関する更新料の有効性を争っていた裁判の判決が出ました。
 一審の「更新料は有効」とした判決を支持しているのですね。

 ただ、記事中にもありますが、大阪高裁としては今日の判決とは逆に、「更新料は無効」としている判決も出しています。当然別の裁判長です。
 今回の判決を受けて、原告は最高裁へ上告する意志があるようですので、決着は最高裁での判断を待つことになりますね。

 7月に私は、更新料という記事を書いていますが、この時には京都地裁の判決が出たのを引用していたのですね。

 裁判所の中でも、更新料の有効無効については、判断が揺れているのだと思います。

 部屋を借りて、概ねその賃貸借契約が続くのは2年。その期限を越えて契約したい場合には、契約を更新しなくてはなりません。そのために、借主に支払え、と定めているのが更新料。
 部屋代の1ヵ月分とか2ヵ月分とか言われています。
 これはどうも、大家さんの既得権益も当然大きいのですが、契約の更新事務を行なう不動産屋の既得権益もあるのだろうと思います。
 しかし、部屋を貸して下さい-わかりました、貸しましょう、という賃貸借契約は、大家さん(その物件の管理会社ということもあります)と賃借人との間で、既に成立しているのですよね。で、月々の部屋代を遅滞無く支払っていて、なんの問題も無いのであれば、「ここは気に入ったから、更に契約を更新して貸して下さい」というために、どうして部屋代の1ヵ月分とか2ヵ月分とか支払わないといけないのでしょうか。いや、それは借りるときにすでにそうした決まりになっているから、と多分言われてしまうのでしょうが、それこそこれは更に以前に書いた「礼金とは」という記事を書いていますが、これと同じで、「誰もが『決まっているから仕方ない』と思っている」のではないでしょうかね。すっきりしないです。不動産業者に、はっきりわかっている対価として仲介手数料を支払うのは、これはいいですが、礼金だとか、更新料だとか、よくわからないものを利益にしているのはふざけているのではないでしょうか。

|

« 国会論戦スタート | トップページ | 風呂掃除 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 更新料についての高裁判決:

» 建物 賃貸借 [建物@賃貸借.com]
建物の賃貸借の基礎知識や、入居や解約について [続きを読む]

受信: 2009.12.05 22:20

« 国会論戦スタート | トップページ | 風呂掃除 »