坊っちゃん
こんばんは、チェスです。
金曜日の夜のことだったと思いますが、何故か唐突にウチのカミさんが、
「『夏目漱石』を読んでみたい。」
と言い出したのですよね。
ほぉ、何でまた突然に、と思ったのですが、
「何から読み始めればいいか?持っている本は無いか?」
と畳み掛けて訊かれたものですから、
-そりゃまぁ、誰にでも薦められて面白いのは「猫」だけれども、あれはちょっと長いし、そういう意味からいけば入門編として最適なのは「坊っちゃん」だろうね。ボクも小学生の時に読んだけれども、面白かったと思っている。その大昔に買った本がまだどこかにあるはずだから、今度鳥越に行った時に持ってきてあげる-
で、土曜日に鳥越の実家に行った際に、あちこち探したのですが、これが見つからない。当時のこととて、文庫などというものは買わずに、少年少女向け児童文学集のスタイルの本を買ったのですが、見つからない。
ま、いいや、あれだけポピュラーな作品だから、BOOKOFFへ行けば100円で入手できるだろう、と思って、帰り道に寄ったものの、これが無い。
なら、あれは短い作品だし、新しい文庫でも知れているだろ、と思って、ヨーカドーの中の書店で探したものの、漱石先生の文庫は何冊もあるのに、たまたま「坊っちゃん」だけが無い。
もう頭に来て、帰宅してからアマゾンへ注文を出しました。中古で1円のがありましたが、でも送料がかかるから、400円弱というあたりか。仕方ないですねぇ。
この明治の文豪の作品に、最初に触れたのが「坊っちゃん」でしたから、今でも強烈に覚えています。主人公の、気が短い無鉄砲な江戸っ子は、実は漱石先生の性格なのではあるまいか、と思っています。注文した本は、明日か明後日には配送されてくるでしょう。
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